パラレルキャリアで「依存先」を増やすのは強み

パラレルキャリアで「依存先」を増やすのは強み

2020/04/08

(下)母親、妻、会社員など、いくつもの顔を持つママたち。より多くの顔を持てばもっと自由になれる

今回紹介するのは、本業とは別に複数の仕事や社会活動に参画する「パラレルキャリア」を実践している浜本晴菜さんです。本業と育児だけでも手いっぱいになりがちな忙しいワーママでありながら、なぜ、浜本さんはパラレルキャリアを実践しているのでしょうか? 忙しい日々のやりくりなどと合わせてくわしく聞きました。

今回のDUALなヒロイン

浜本晴菜(はまもと はるな)さん。1989年生まれの30歳。夫と長女(4歳)・長男(2歳)の4人暮らし。

大学卒業後、会社員として働きながら、パラレルキャリアの実現を支援するオンラインサロンThink In Moveを主宰。現在は、エスキャリア・ライフエージェンシーが運営するコミュニティ「両立チーム育児ラボ」のコミュニティーマネジャーとして、仕事と育児の両立に「第三者」が入る大切さを広めるべく活動中。

「副業不可」のなかボランティアでスタート。本当にやりたいことに出会った

 私は今、企業の商品企画やブランディング、マーケティングなどを担う部署で働きながら、複数の仕事や社会活動に参画する、「パラレルキャリア」を実践しています。

 きっかけは、24歳で結婚した夫が銀行員で、この先、地方に転勤する可能性が高かったことです。「夫が転勤することになれば、今の仕事を続けられなくなる」。そう思って夫に相談したところ、「会社以外での活動であれば、ずっと続けられるのでは?」と言われ、その手があったか、と思いました。

 とはいえ、当時はまだ、本業の会社が「副業不可」でしたから、ボランティアでのスタート。まずは、昔から得意だったヘアアレンジを仕事にしようと、SNSで発信していました。知り合い経由でポツポツ依頼を受けるようになると、会社の看板ではない、自分自身のスキルで仕事ができることがうれしかったですね。

 ただ、一方では、本業の仕事も好きだったので、より本業に近い仕事をしたい気持ちもありました。そこで、ヘアアレンジと同時進行で、個人や企業の伝えたいメッセージを言語化し、的確なターゲットに届ける「コンセプトストーリープランナー」という肩書で活動することにしたのです。

 昔から、「誰かが変わるきっかけづくりをしたい」「頑張っている人の背中を押したい」という気持ちが昔から強くあったので、「これこそ、私のやりたいことだ!」と感じました。

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日経DUAL

2020/04/01掲載記事を転載