EXILE TETSUYA 37歳大学院で成長

EXILE TETSUYA 37歳大学院で成長

2020/04/22

どんな人にも「これがやりたい」という「火種」があるはず。忙しい人こそ「自分の見つめ直し」が必要

EXILEのパフォーマーとして活躍しながら、ダンスにまつわる研究・教育に力を注ぎ、コーヒー店のプロデュースも行うEXILE TETSUYAさん。ダンス教育について語った1回目、自身の子ども時代を振り返った2回目に続いて、今回は自身の「学び」がテーマです。2018年に、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を修了したTETSUYAさん。どんな思いがあったのでしょうか。

胸の中の「火種」は消せない

 僕は日経DUALの読者の皆さんと同世代ですが、この年代は、子育てや家事、仕事など、いつも何かに追われていますよね。時間がない、お金がないという状況から「自分の軸」を見失ってしまうこともあると思います。でも、どんな人でも「私はこれがやりたい」という「火種」を心の中に持っているのではないでしょうか。

 僕がずっと「やりたい」と思っていたのは「大学で学ぶこと」でした。高校卒業後はすぐに父の会社で働き、大学へ進学していなかったので、「大学の授業ってどんなものなんだろう」という憧れを持っていたんです。しかし仕事が忙しく時間がないというジレンマを抱えていました。

 2014年に淑徳大学の人文学部表現学科で客員教授として講義をする機会をいただきました。「大学へ通う以外にも、自分が大学で教えるという方法もあるんだ」と思ってお引き受けしましたが、やはりずっと「学びたい」という欲求は継続していました。僕自身の講義という「アウトプット」をアップデートしていくために、新しい「インプット」をしたいとも考えていたんです。

 そんなときに、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の平田竹男教授に出会い、僕がダンスを大学で研究したいと伝えたところ、試験を受けるチャンスをいただき、17年4月から平田研究室へ入ることになりました。「求め続けていると、必要な方に出会うことができるんだ!」と必然的なものを感じた出来事でした。

 「学びたい」という思いを口に出して発信し続けたことが大切だったんだと思います。「これをやりたい」「こんな人に会いたい」。そんな思いを口に出すことを習慣にしていると、「TETSUYAってこういうことをやりたいって言ってたよね」と、助けてくれる人が現れるんです。

 EXILEのツアーと重なる時期もあったし、「AMAZING COFFEE」のプロデュースも始めていたので、スケジュールが厳しくなるという壁はありました。でも「これを成し遂げられたらきっと新しい扉が開かれる」というワクワク感のほうが大きかった。自分の成長に必ずつながる確信がありました。

ここから先は日経WOMANキャリアへの
会員登録(無料)が必要です。

Provider

日経DUAL

2020/04/15掲載記事を転載