ママ転職を識者2人が分析 「女性活躍」で追い風

ママ転職を識者2人が分析 「女性活躍」で追い風

2020/01/15

保育園やリモートワーク環境の整備、ジョブの切り出しなどが進み、子育て中女性を取り巻く環境は改善

 30~40代のワーママを取り巻く転職市場はどのような状況なのでしょうか。人材サービス会社、パーソルキャリアが展開している転職サービス「doda」編集長の大浦征也さんと、35歳以上専門の転職支援サービス「Career Release 40」を運営する黒田真行さんに、これまでの概況と2020年の見通しなどについて聞きました。

 大浦さんが「以前と比較し活況と言える」と分析する一方で、黒田さんは「楽ではない」と話し、専門家2人のトーンは分かれました。ただ、以前より確実に、ワーママを取り巻く状況が好転しているという見方は共通しています。具体的に聞いてみましょう。

「35歳転職限界説」は崩壊したのか

 「直近数カ月は慎重な採用姿勢も見えるものの、30~40代の女性に限らず、全体として転職市場自体は好況期と言えます」と、転職サービス「doda」編集長の大浦さん。「転職者数自体は過去最高ではないものの、求人数については過去最高クラスです。日本全体のデータで見ると2018年の転職者数は約329万人(全職種含む、アルバイト・パート含む)。これは事務職以外も含んだ全職種の数字ですが、都市部のビジネスパーソンについても、以前の常識では辞めるはずのなかった企業で人が辞めている、中途で入れるはずのなかった企業に中途入社する人がいるなどの現象が見られ、転職者は増えていると言えます。

 属性ごとに見ると、20~30代男性の転職者数は、過去からあまり変わらず、シニア(50代~)と女性が増えている傾向があります」(大浦さん)。

 「転職できるのは35歳まで」という「35歳転職限界説」がありましたが、それは崩壊したと考えてよいのでしょうか。

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2020/01/06掲載記事を転載