保活ママ「働きたいなら無理をしろ」の空気おかしい

保活ママ「働きたいなら無理をしろ」の空気おかしい

2019/03/06

(下) 保活の都市伝説に振り回されないで/保育園入れずに育休延長を選択したママたちの心の内

 認可保育園の入園可否が出る時期です。たとえ不承諾通知を受け取ったとしても、気持ちを切り替えて次の手を打つことが大切と「ここるく」代表で保活アドバイザーの山下真実さんはアドバイスします。「上」編に続いて「第2保活」のノウハウと、今年の保活を体験したママたちの声を紹介します。

保育園以外の選択肢も検討を

 もし認可保育園の二次募集でも希望がかなわなかった場合は、ベビーシッター制度を利用するのも一つの手だと山下さんは言います。「シッターなんて高額で、とてもじゃないけど無理」という印象があるかもしれませんが、昨年12月から東京都の待機児童対策として、ベビーシッター利用支援事業が始まっているのです。

 「現在(セミナー開催時)では新宿区、台東区、目黒区、中野区、府中市の5市区に限られており、自治体によって若干の違いはありますが、0~2歳の待機児童の保護者が、都が認定したシッター事業者を利用する場合、1時間250円で月160時間まで使える制度。時短での復職にフィットしそうですね」

 「対象自治体は今後拡大される見込みだそうです。また、都の支援事業とは別に、市区町村ごとに制度が用意されていることもあります。例えば、品川区ならベビーシッター利用料の一部を助成する制度があります。お住まいの自治体を調べてみてはいかがでしょうか」

 ベビーシッター以外に、区の一時保育を利用することを検討しているのはセミナー参加者のCさん(中央区日本橋エリア在住)です。

 「二次募集も認可外もだめだったら、1時間800円の一時保育を最大まで利用+不足分はシッターにお願いしようと考えています。金額を計算したら、ざっと月20万円……。でも、背に腹は代えられません。難点は、毎月15日の一時保育申し込み日に、有休を取って早朝から並ばなければいけないこと。先着順なので朝5時から並ぶ人もいると聞きました。保育園と違って早いもの勝ちなので、ある意味ラクですけどね」

 一時保育の環境については賛否あるでしょうが、Cさんは「1歳とまだ小さく、お友達と遊んだり外遊びが必要だったりという年齢でもないのでありかと思います」とのことで、子どもの年齢によっては選択肢に加えてみてもいいかもしれません。

2月22日に開催された、ここるくの「今からできる第2保活セミナー」

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日経DUAL

2019/03/01掲載記事を転載
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