嫌みなく本音を伝えられる魔法の言葉 アサーティブ

嫌みなく本音を伝えられる魔法の言葉 アサーティブ

2020/09/23

人間関係がラクになる、コミュニケーションの秘訣

職場で言いたいことが言えないと、仕事を抱えすぎたり、人間関係のストレスをため込んだりすることも。「伝え下手」を解消するための、コミュニケーションの秘訣を「アサーティブ」の専門家に聞いた。

アサーティブとは? 言いたいことが言えるテクニック

 読者アンケート※によると、他人からどう思われるか気になり、「本音が言えない」「言いたいことが伝えられない」と感じる女性が4割以上も。特に仕事の場では、それが大きなストレスになりやすい。

 「伝え下手な人は、『私さえ我慢すれば』と受け身になって黙り込むか、肩に力が入って相手を責める言い方をしてしまう。どちらも失敗です」とアサーティブジャパン代表理事の森田汐生さん。

 働く女性が身に付けたいのは、相手を尊重しながら自分が本当に伝えたいことを率直に伝える技術。それが「アサーティブコミュニケーション」と森田さん。コツをつかめば、人間関係がラクになる、仕事で評価が上がるなど、メリットも多い。

※アンケート概要/2018年5月、日経WOMAN公式サイトで実施。376人が回答(平均年齢39.6歳)。

言いたいことを嫌みなく伝える3つの基本

1. 自分にも相手にも誠実に
 相手の気持ちを尊重しつつ、自分のこともないがしろにしない。「どちらか一方に負担を強いるのではなく、互いの事情を踏まえた上で、意見をすり合わせていく姿勢が大切です」

2. 内容は具体的に伝える
 言葉の捉え方や価値観は人それぞれ。「少し早めに」といった抽象的な言い方は避け、要望は具体的に示すこと。「『〇日〇時までに』などと数字で示すと、思い違いが防げます」

3. 常に「私」を主語にする
 「〇〇さんが言っていた」と、第三者を引き合いにして交渉の材料にしないこと。「主語を“私”にすることで、自分の意志が伝わりやすくなり、気持ちの通ったコミュニケーションに」

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日経doors

2020/09/16掲載記事を転載