読者6割が副業経験者 平均月5万円稼ぐ 何してる?

読者6割が副業経験者 平均月5万円稼ぐ 何してる?

2017/09/12

副業してる? 収入の使い道は? 読者の副業事情

 収入をアップさせるには昇進や転職が思い当たりますが、会社を替えずにできる「副業」が選択肢になるかもしれません。今回は読者アンケートをもとに、働き女子の皆さんが体験した「副業事情」を紹介します。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2017年7月19日(水)~8月6日(日)
◎有効回答者数:131人。平均年齢38.6歳。シングル62.6%、既婚(子どもなし)13.0%
今回のアンケートでは、アルバイト、内職、アンケートモニター、ネットオークション・フリマサイト、店舗・サロンの運営、クリエイティブ・ハンドメイド作家、アフィリエイト、株式運用・FX、不動産投資、シェアビジネス、代行業、クラウドソーシング、セミナー・講師業、ダブルワーク(複数の組織に属している)、起業など、広い意味で副収入を得ている仕事を副業として聞きました。
「副業をしたことがある」人は6割も

 お金の心配をせず心豊かに暮らしたいとき、もっと貯金をしたいとき、「もう少しお給料が多ければ……」と思う人も多いのでは? そんなときに試してみたくなるのが「副業」。読者の皆さんは副業をしたことがあるのでしょうか?

Q1 あなたは現在、副業をしていますか?

Q1 あなたは現在、副業をしていますか?

 ダブルワークやアルバイト、フリマサイトなど、本業以外の「副業」と認識している活動を聞いたところ、「している」(47.1%)「以前したことはあるが、現在はしていない」(13.2%)を合わせると、60.3%になりました。「過去・現在ともにしていない」(39.7%)を大きく上回り、読者の皆さんが副業に積極的なことが分かります。

 では、実際にどんな副業をしているのでしょうか? 上位5つを見てみましょう。

Q2 どんな副業をしていますか(していましたか)? ※複数回答可、最大3つまで

読者が経験した副業上位5つはこちら

 手軽で、隙間時間にできる「アンケートモニター」(57.3%)と、確実に収入を得られる「アルバイト」(37.8%)が人気なようです。他には「ネットオークション・フリマサイト」(24.4%)、専門スキルを生かした「セミナー・講師業」(13.4%)、「株式運用・FX」(11.0%)をしている人もいました。

時間を決めて働けるアルバイトは経験者多し (C) PIXTA

 具体的な内容を聞いてみると……。

農作業から民泊まで 多岐にわたる女性の副業

Q3 具体的な副業の内容を教えてください。

◆アルバイト・内職

「週に2~3回、仕事帰りに3時間、週末に6時間、飲食店でホールスタッフのアルバイトをしています」(27歳、会社員、学術研究・サービス)

「ネットオークションとアンケートモニターをしています。以前はアパレルの短期バイトやテレアポもしていました」(33歳、会社員、不動産)

「出社前の数時間は喫茶店、仕事帰りのアフターファイブに百貨店でアルバイトをしていました。週末は趣味と自分自身の勉強のため、介護関係の施設にも勤務していました」(27歳、派遣社員、情報通信)

「夏季と秋季にメロン、トマトの箱詰めアルバイトに行っています」(41歳、パート・アルバイト、サービス)

「エステサロンで働いたり、不要な服をフリマサイトで売ったり、知人に頼まれて探偵の手伝いをするなど、いろんな副業をしてきました」(43歳、会社員、保険)

◆講師・インストラクター

「実家が陶芸教室をしているので、空いている時間に講師として手伝っています。また、海外旅行先で仕入れた服飾品をフリマサイトで売ることも多いです」(25歳、公的団体)

「WEB制作関係の講師をしています」(36歳・情報通信・サービス)

「子ども向けの英語の講師をしています」(44歳・金融・企画)

◆投資

「株式投資と不動産投資をしています」(26歳、公務員)

「中古物件を格安で購入し、Airbnbを通じて民泊用に貸し出しています」(34歳、会社員、情報通信)

株や不動産、民泊をしている人も (C) PIXTA

◆専門スキル・ハンドメイド

「写真の出張撮影をしています」(25歳、会社員、サービス)

「ぬいぐるみ・ドールの服やアクセサリーを友人と一緒にグループで作り、展示即売会とネットの両方で販売していました」(34歳、契約社員、商社)

「主に週末、風水を使った個人カウンセリングやセミナーをしています。昔は土日限定で結婚式場の案内アルバイトをしていました」(35歳、会社員、製造)

「招待状の文字などを書く『筆耕』の仕事をしています」(37歳、会社員、教育・学習支援)

「通訳をしています」(37歳・会社員・サービス)

「料理の家庭教師と、料理代行を月に1~2回しています」(41歳、会社員、法律事務所)

「日々の暮らしや家電など、テーマごとに複数のブログを運営し、アフィリエイト収入を得ています」(28歳、パート・アルバイト、学術研究・サービス)

 アルバイトから専門スキルを生かした副業まで、皆さん幅広くトライしているようですね。

気になる副業の収入は?

 収入アップが見込める副業ですが、いざ始めるとなると本業との両立や体力も心配です。それでもなぜ、読者の皆さんは副業しようと思ったのでしょうか?

Q4 なぜ副業しようと思ったのですか?(最大2つまで複数回答可)

・給料だけでは収入が足りないため……42.7%
・自由な時間をより有意義に過ごしたいから……34.1%
・息抜き・気分転換のため……23.2%
・好きな仕事を副業で実現するため……20.7%
・老後の資金づくりのため……7.3%
・いつか起業するための準備として経験を積みたいから……4.9%
・人脈をつくるため・広げるため……4.9%
・いつか転職するための準備としてスキルアップしたいから……3.7%
・本業でのスキルアップ・キャリアアップのため……3.7%
・その他……15.9%

 「収入のため」と答えた人が半数近い42.7%でした。一方で、「時間を有意義に過ごしたい」「好きな仕事を副業で実現したい」など、自己実現やキャリアアップを目標にしている人もいました。

 気になる収入ですが、どれぐらい稼げるものなのでしょう?

Q5 副業しているときは月に平均どのくらいのお金を稼ぎましたか?

副業で月に平均10万円以上稼いだ読者は15%以上

 副業しているときは月に平均どのくらいのお金を稼いだかを聞いてみると、6割の人が「1万円未満」(32.5%)、「1万円~3万円未満」(27.5%)と答えていました。「20万円以上」と答えた人は3.8%おり、中には、「週末起業で女性向けに起業支援を行う講師として活動し、現在は独立している」という人が副業当時「月に100万円」稼いでいたという回答も。

副業で得たお金の使い道は…

 読者の副業収入は平均月額で5万1648円。このお金があるのとないのでは、ずいぶん違いますね。せっかく得た収入を何に使っているのか聞いてみました。

Q6 副業で得たお金は主に何に使っていますか?(複数回答可、最大2つまで)

収入の使い道は、1位「貯蓄・投資」、2位「生活費の足しにする」

◆貯蓄・投資(32.9%)

「夫の給料と合わせて、月に10万くらい貯金していました」(27歳、パート・アルバイト、医療福祉関連)

「副業収入の振込先をネット銀行に集約して、貯金してます!」(30歳、会社員、医療福祉関連)

「株式の購入に充てています」(34歳、会社員、教育・学習支援)

◆生活費の足しにする(28.0%)

「食費、家賃、交際費として使っています」(27歳、派遣社員、情報通信)

「クレジットカードの引き落とし口座の足しに」(29歳、会社員、サービス)

「少し高めの食材を買う費用にしています」(35歳、契約社員、学術研究・技術サービス)

◆趣味・娯楽(23.2%)

「ブランド品の購入や海外旅行の資金に」(33歳、会社員、不動産)

「副業収入で家族と外食します」(28歳、パート・アルバイト、学術研究・技術サービス)

「ライブのチケット代や旅費、CDや本の購入に」(34歳、契約社員、商社)

◆勉強・スキルアップ(15.9%)

「資格取得の受講費用に50万円使いました」(27歳、会社員、学術研究・技術サービス)

「さらなるステップアップのための塾、知識を深めるための自己投資、ビジネスで必要な投資(名刺作成、ホームページ作成)など」(33歳、自営業、サービス)

「海外留学のため、貯金を含めて250万ほど使いました」(34歳、会社員、教育・学習支援)

◆その他(12.2%)

「月に2万円、奨学金やローンの返済に充てていました」(27歳、会社員、学術研究・技術サービス)

「まだ副業を始めたばかりなので、使い道も考え中です」(33歳、会社員、教育・学習支援)

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 副業の中身も人それぞれなら、使い道もバラエティー豊かですね。生活費や趣味、娯楽に使う人が多い一方、資格取得や留学など「目的あっての副業」という人もいました。

 次回は、アンケートから「副業に興味はあるけれど踏み出せない」という未経験者の本音を探ります。

文/三浦香代子 写真/PIXTA

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日経ウーマンオンライン

2017/09/12掲載記事を転載
読者6割が副業経験者 平均月5万円稼ぐ 何してる?