受付からの大転身 数字実績をつくりLINEに転職

受付からの大転身 数字実績をつくりLINEに転職

2017/08/28

一生懸命に働く同期の姿に「私はこのままじゃ後で苦労する」

 「転職人気ランキングで常に上位に入る人気企業には、いったいどんな人が受かるの? どんな転職活動をしたの?」―そんな疑問を持ったことはありませんか?
 もしかしたら、人気企業に転職した人の転職ストーリーには、転職活動がうまくいくヒントがあるのでは? そんな期待を抱きつつ、編集部では転職人気企業への取材を敢行。第二弾でお邪魔したのは、転職サイト「日経WOMANキャリア」でも常に人気上位に入る、LINE。読者の日常にも欠かせないサービスを提供しています。かわいいLINE人気キャラクターがあちこちにいる楽しい雰囲気の新本社にお邪魔して、お二人に転職ストーリーを聞いてきました。

人気企業LINEに転職した二人に話を聞いてきました


Case2◆LINE 岩野 のぞみさん

エンターテイメント事業部にてライブ配信サービス「LINE LIVE」の企画・制作・配信を担当。大手IT企業の受付として勤務した後、飲食店情報サイトの営業、広報を経て、LINEに入社

受付から飛び込み営業に挑戦

――今は、どんな仕事をしているのですか?

岩野さん:LINE LIVEというライブ配信サービスで、タレントや有名人のライブ動画番組制作を行っています。企画を立ててオファーし、撮影時は台本作りから、ディレクション、配信、そして事後リリースまですべて一人で行っています。ローラさんなどの有名タレントやスポーツ選手などを担当していて、海外での撮影が入るなど忙しいですが、いろいろ任せてもらえるのでやりがいも大きいです。

――LINE入社時から今の仕事をしていたんですか?

岩野さん:いいえ、最初は店舗向けのLINE@というサービスの営業をしていて、大阪事務所の立ち上げに携わるなどしていました。その後、社内公募制度で希望し、今の部署に移りました。

――LINEに転職する前は、どんな仕事をしていたのですか?

岩野さん:飲食店情報サイトの運営をする企業で営業、広報の仕事をしていました。ですが、その会社は2社目でして、1社目はIT企業の受付の仕事をしていたのです。

――受付から営業への転職というのは珍しいですね。なぜ転職したのですか?

岩野さん:受付の仕事も最初のうちは、楽でしたし、定時で帰れるし、上の人からは「ニコニコ笑っていてくれればいいから」としか言われないし(笑)、いろんな人に声を掛けられたりして、それはそれでよかったのです。

 が、ある時、自分と同じ年齢の社員の女性が一生懸命に顧客に提案している姿を見て、「私はこのままいくと、後ですごく苦労するんじゃないか」と思ってしまったのです。受付の仕事も嫌ではなかったのですが、充実感、達成感はないですし、だんだんと他の社員の方に比べて劣等感を感じるようにもなってきて。

――それで飲食店情報サイトの営業職に転職されたんですね。

岩野さん:はい。受付の経験しかなかったので、雇っていただけるだけでうれしくて、1日何十件も飛び込み営業をしていました。がむしゃらに働いた結果、1年目で年間目標を達成することができました。つらい時期もあったのですが、それを乗り越えたことで「私もやればできる」「努力は報われる」と感じ、大きな自信になりました。2年目には広報部門に異動希望を出し、広報の仕事をするようになりました。

「受付を辞めてからはとにかく必死で実績を出しました」

――広報の仕事も初めてだと思いますが、どうやって学んだのですか?

岩野さん:さまざまな勉強会や研修会に足を運んだり、新聞、雑誌を読んではどんな記事がメディアに取り上げられているのかを研究したりして必死に勉強しました。

LINEのスピード感が決め手に

――その後、LINEに転職されたわけですね。転職しようと思ったきっかけはなんですか?

岩野さん:スピード感と成長です。ちょうど「これからはスマホだ」と言われ始めた頃でしたし、20代後半だったので、3年後、会社と一緒に大きく成長していたいな、と思っていたのです。また、相談した転職エージェントさんに「転職するなら20代のうちがおすすめですよ」とアドバイスされたことも理由の一つです。やはり20代後半ならば、フットワーク軽く動けるということもありますので。

――転職エージェントに登録されたのですか?

岩野さん:はい。やはりプロのアドバイスを受けたいと思い、登録したのですが、アドバイスだけでなく、いろんな会社を紹介してもらえたのでよかったです。「ネット業界でスピード感があり、会社と一緒に自分の成長も見込める会社」という希望を出していたのですが、さまざまなネット企業を紹介していただきました。

――転職活動の際に工夫したことはありますか?

岩野さん:「仕事を頑張りました」というのは誰でも言えるので、きちんと数字や年間目標達成など、成果を具体的に示すように心掛けていました。

――その中でLINEに決めたのはなぜですか?

岩野さん:なんといってもスピード感があったことですね。また、自分自身、日常的にLINEを使っていて、ストレスを感じない便利なサービスだと感じていたということもあります。大好きなサービスとともにいろんなことに挑戦していきたい、と思ってLINEに決めました。実際、入社後1年で大阪事務所の立ち上げの仕事を任せていただけて、いろいろ失敗もしたり、苦労もあったのですが、挑戦させてもらえる会社だなと思います。

――今、LINEで働く中でなにか意識していることはありますか?

岩野さん:スピード感と責任感を持って仕事をすることは意識しています。LINEでは、マーケットの変化に合わせた方針転換も多いのですが、そうした変化にもスピード感を持って対応し、サービスを大きくしていくことを考えながら、責任感を持って仕事を広げていきたいと考えています。

***

 取材したお二人に感じたのは、単にいつも楽しく使っている大好きなLINEアプリの会社だから入社した、というのではなく、LINEという会社のビジネスとしての可能性に懸けて入社しているということです。お二人からは、LINEの中で挑戦し、LINEという会社と共に成長していきたい、というパッションを強く感じました。

二人の共通点は「パッション」でした

■前編(佐藤さんの場合)
自分の強みが何か? で悩まない 自信が生まれた転職術
■後編(岩野さんの場合)
受付からの大転身 数字実績をつくりLINEに転職

文/井上佐保子 写真/品田裕美

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日経ウーマンオンライン

2017/08/28掲載記事を転載
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