あの人気企業サイボウズに転職した女性の転職ノウハウ

あの人気企業サイボウズに転職した女性の転職ノウハウ

2017/07/24

転職がうまくいく秘訣 すご腕エージェントのサポートを味方に

 「転職人気ランキングで常に上位に入る人気企業には、いったいどんな人が入ってるの? どんな転職活動をしたの?」―そんな疑問を持ったことはありませんか?
 もしかしたら、人気企業に転職した人の転職ストーリーには、転職活動がうまくいくヒントがあるのでは? そんな期待を抱きつつ、編集部では転職人気企業への取材を敢行。第一弾としてお邪魔したのは、転職サイト「日経WOMANキャリア」でも常に人気上位に上がる、サイボウズ。グループウェアサービスなどを提供するIT企業です。転職でサイボウズに入社した二人に転職ストーリーを聞いてきました。

【サイボウズへ転職をした二人の転職ストーリー】
1.あの人気企業サイボウズに転職した女性の転職ノウハウ(今回の記事)
2.転職はキラキラバリバリな人だけがすると思っていた

 編集部はサイボウズにお邪魔し、一人ずつ、転職の詳しい経緯を聞いてみました。

Case1 サイボウズ 山本 悠子さん

約1年半前に入社。ビジネスマーケティング本部Garoonアシスタントプロダクトマネージャー。前職は、大手SIer(システム・インテグレーション)で製品のプロモーションを担当


大組織の中でもやもやを感じ始めた

――転職しようと思ったきっかけはなんですか?

山本さん:もともと大手SIerで製品プロモーションを担当していたのですが、仕事に対してなんとなくもやもやしたやりづらさを感じていたのです。

――やはり、もやもやがあったのですね。どんなもやもやだったのですか?

山本さん:職場の人間関係や制度には不満はなかったのですが、扱っていたハイエンド向けのITインフラという製品の特性上、プロモーションでなかなか思い切った試みができなかったというのが大きいです。

 また、大企業ということで、古い慣習やルールに縛られることも多く、新しいアイデアを試したり、チャレンジしたりすることができず、「このままでは成長できない」という焦りが常にありました。

――サイボウズを知ったのは?

山本さん:もともと名前は知っていましたが、前職で出展していたITの大きな展示会で、サイボウズがとてもユニークなブースを出しているのを見て、「企業ブースであんなに自由なデザインや表現ができるんだな」と印象に残っていました。後で調べると、いろいろ斬新な取り組みをしていることが分かり、こういうところで働けたらいいな、と思いました。

面接30分前に「頑張って」とメッセージ

――転職活動に踏み出したきっかけは?

山本さん:何か一つの大きなきっかけがあったというよりも、日々の仕事の中で感じていた小さなもやもやが、ある日背中を押した、という感じです。ちょうど転職を考えていたときに、事務所の移転で通勤に片道2時間かかるようになってしまったことも大きいですね。引っ越しの荷物をまとめていたときに「もういいかな」と思って転職活動を本格的に始めました。

――通勤に片道2時間は大変ですね。エージェントに登録されたのですか?

山本さん:女性の転職に力を入れているエージェントにいくつか登録しました。そのうちの1社が紹介してくれたのがサイボウズで、展示会のときの印象が残っていたのもあり、応募しました。担当の女性コンサルタントさんがとても熱心で、レジュメやエントリーシートを丁寧に添削してくれたり、模擬面接をしてくれたり。

 面接の際も毎回、前日に電話をくれて、面接30分前にSMSで「頑張って」とメッセージをもらいました。フォローアップもしっかりしていて、とても頼りがいのある方でありがたかったです。

――すご腕コンサルタントさんですね。サイボウズに決めた理由は?

山本さん:他にもベンチャー企業などをいくつか受けていたのですが、同じIT業界ということで前職の経験が多少なりとも生かせそう、かつ、新しいことにどんどん挑戦していけそうなところに魅力を感じて決めました。調べていけばいくほど、「女性が働きやすい」というだけでなく、社会の変化に素早く対応していける強さも持ち合わせた企業だと感じるようになりました。

「凄腕コンサルタントが転職中もとにかく背中を押してくれました」

――応募に当たって、例のすご腕コンサルタントさんからは、どんなアドバイスがありましたか?

山本さん:月並みですが、面接で志望動機を話すときは、できるだけ具体的に伝えるように、ということは言われていました。例えば、単に「プロモーションがやりたい」ではなく、「サイボウズのどんなプロモーションに共感したのか、その中で自分はどういうことをしたいのか、などです。アドバイスを受ける中で、改めて自分は何をしたいのかを考えるきっかけになりました。

仕事の成果を数字で残しておく

――転職活動を通して、ご自身でやって良かったこと、気を付けていたことはありますか?

山本さん:やっておいて良かったことは、前職での仕事の成果を目に見える数字で表せるようにして残しておいたことです。もともと社内で報告するためにやっていたことですが、職務経歴書を書く際に役に立ちました。

 また、これも月並みではありますが、面接では、なぜその会社の事業に興味を持ったのか、やりたいと思ったのかを話すようにしていました。そこがうまく話せなかった企業はやはり落ちましたね。サイボウズの場合は、働きやすさやユニークな人事制度も大きな特徴ですが、グループウェアという製品自体にとても魅力に感じていました。働く人のコミュニケーションの真ん中にある誰もが使う製品ですから、プロモーションでもやりがいがあるだろうと思いました。

――今、実際にサイボウズで働いていていかがですか?

山本さん:自由度がとても高く、前の会社ではできなかったようなことにチャレンジできています。もちろん、サイボウズもキラキラしているばかりではなく、問題がないわけではありません。ですが、そうしたことをオープンに議論し、改善できる風土があるので、以前よりもずっと前向きに仕事ができています。周りの若手もとても優秀なので、日々刺激を受けています。

【サイボウズへ転職をした二人の転職ストーリー】
1.あの人気企業サイボウズに転職した女性の転職ノウハウ(今回の記事)

2.転職はキラキラバリバリな人だけがすると思っていた

文/井上佐保子 写真/鈴木愛子