オフィスや自宅 震災時に一番大切な「命の守り方」

オフィスや自宅 震災時に一番大切な「命の守り方」

2018/09/03

自分と大切な人の命を救う「今地震が起きたら?」という想像

 自宅だけでなく、外出先やオフィスなど、震災はいつどこで起きるか分かりません。防災ブック「東京防災」、女性視点の防災ブック「東京くらし防災」から一部抜粋し、危機管理教育研究所の国崎信江さんに話を伺い、編集部がまとめた震災時の「命の守り方」をお伝えします。

外出中に突然の地震! 地下街や駅での正しい行動

 大地震が発生した瞬間、具体的にどんな行動をすればいいのでしょうか? 場所別での適切な行動をまとめました。通勤時に使っている駅や、勤務しているオフィス、よく行く地下街など、自分の身に置き換えて想像してみましょう。

オフィス

 物が「落ちてこない・倒れてこない・移動しない」安全な場所に身を隠しましょう。特に、倒れそうなキャビネットや、飛散するガラス、キャスターが固定されていないコピー機などに注意が必要です。

エレベーター

 揺れを感じたら、行先階のボタンを全部押し、最初に止まった階で降りましょう。もし閉じ込められてしまったら、インターホンを押して連絡し、落ち着いて救助を待つのが賢明です。

地下街

 まずは落ち着いて落下物から身を守り、柱や壁のそばで揺れが収まるのを待ちましょう。非常口は60メートルおきに設置されています。人が殺到すると負傷する危険があるため、慌てず冷静に避難しましょう。

繁華街

 落下物やビルの倒壊に注意しながら、公園など安全な場所へ避難しましょう。広いところに逃げる余裕がない場合は、耐震性の高い、比較的新しい鉄筋コンクリートのビルに逃げ込みます。

百貨店・スーパー・コンビニ

 商品の散乱やショーケースの破損などに注意して、階段の踊り場や柱の近くに逃げましょう。買い物かごをかぶれば、落下物から頭を守ることができます。

劇場・ホール・スタジアム

 慌てて非常口や階段に駆け寄らず、館内放送や係員の指示に従いましょう。

駅構内

 頭上から看板が落ちてくる可能性があります。まずは、その場で頭を覆うようにしてしゃがみ、揺れが収まったら駅係員の避難誘導に従いましょう。

電車内

 強い揺れを感知すると、電車は緊急停車します。「緊急停車する旨のアナウンス」を聞いたら、速やかに近くの手すりやつり革につかまりましょう。急な震災に備えて、普段から手すりやつり革につかまっておくと安心です。

 なお一部の鉄道会社では、列車を緊急停止した後、乗務員が安全を確認し、列車を次の駅まで運転します。地震発生後も列車が走行する可能性があるため、絶対に線路には降りないでください。

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日経ウーマンオンライン

2018/09/03掲載記事を転載