達成感を感じられる今年の目標の立て方 具体的な方法

達成感を感じられる今年の目標の立て方 具体的な方法

2018/01/09

目標の有無で1年は変わる でも無理な目標は禁物!

 さあ、やって参りました、2018年! 今年はますます充実した1年が過ごせるよう、目標を立てることから始めてみませんか? でも、立てただけで満足するのはNG。夢や目標をかなえるには、いくつか実践すべきことがあるのです。その方法を、すずまり姉さんに聞きました。

(登場人物)
やる子(30歳) & すずまり姉さん(40代)


左:やる子(30歳)/仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り……。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。
右:すずまり姉さん(40代)/効率よくスマートに仕事をこなす。過去に数多の過ちをやらかした経験からミス、ムダ、残業を忌み嫌う。厳しさと愛をもって全力で後輩を指導中。
充実した1年を過ごすために。今年の目標、もう立てた?

 2018年の業務初日となる日経YARUKI社オフィス。休み明けの和やかなムードが漂う中、やる子は新年の挨拶をするべく、すずまり姉さんのデスクへ向かいます。

やる子 「すずまり姉さん、あけましておめでとうございます! 休みが長かったから、お会いするのも久しぶりですね~」

すずまり姉さん 「あけましておめでとう! やる子、ごぶサタデーだわね。今日は火曜日だけど」

やる子 「ごぶサタデーって……。今年も相変わらずですね。でも、その親父ギャグすら久しぶりに聞けてうれしいです」

すずまり姉さん 「喜んでもらえて光栄だわさ。戌年にちなんでワンダフルな1年にしましょ。ワンワン! ところでやる子、今年の目標はもう立てた?」

やる子 「あ~、まだちゃんとは決めてないんですよね。とりあえず、今月中には立てようかと思って」

すずまり姉さん 「出たわね、やる子のズルズル病が。そのままじゃ、ズルズル星人になっちゃうわよ。1月中とか言ってるうちに、2月になり3月になり、あっという間に11月くらいにワープしちゃうんだから」

やる子 「そ、それは怖いですね……。ズルズル星人もよく分からないけど、何だかズル~リとした見た目でイヤなヤツっぽいし。とりあえず、すぐにでも立てるようにしますっ」

すずまり姉さん 「でも、ただ立てるだけじゃダメよ。ポイントを説明するから、しっかり聞いてちょんまげ」

やる子 「お、お願いしますちょんまげ」

すずまり姉さん 「……いや、語尾に付ければいいってわけじゃないのよ。無理しないで」


新たな年を迎えた今こそ、1年の目標を立てるべし!

 年が明けたばかりの時期は気持ちも新たになり、やる気もみなぎっています。「1年の計は元旦にあり」とはよく言ったもので、このタイミングを逃すとそのままズルズル過ごしてしまいがちなので、今のうちから1年の目標を立てるようにしましょう。

目標の有無で1年の過ごし方は大きく変わる

 国の政策も企業の経営も、中長期的な目標があって計画が決まります。私たちの人生も同じこと。漠然と「将来が不安」というお悩みを抱える方もいますが、目標を立て、それを実現すべく努力を続けることで少しずつ変わっていくはずです。といっても、大仰な目標を立てる必要はありません。「願いがかないますように」くらいの気持ちで、ストレスや負担にならない程度がちょうどよいと思います。

目標を手帳に書くことで、達成できる確率がアップする!

 経験上、実現したいことは文字にすべきだと思っています。私が起業したときも、やりたいことを5つ挙げて名刺の裏に刷っていたところ、数年後にはすべて実現することができました。目標も同じで、手帳に書いてたびたび見るようにすれば、実現しようという気持ちも高まるもの。さらに、誰かに見せることで協力してもらえたり、声が掛かったりするチャンスも生まれるはずです。

公私とも、ムリなく実現できる目標を立てよう

 先ほども触れましたが、いくらやる気がみなぎっているからといって、高過ぎる目標設定はストレスのもと。それこそ「仕事のケアレスミスを減らす」「月に1冊、本を読む」「貯金を50万円増やす」など、実現可能なことでよいのです。また、あまりにこまごまと決めるのも大変なもの。1年間の目標を立てるなら月ごとに一つ、全12個くらいがちょうどよいのではないでしょうか。

 なお、目標は自分のために達成するものなので、仕事だけに限る必要はありません。毎日の生活や人生を豊かにするものと考え、プライベートの目標も一緒に書いてください。

手帳に書くとき&書いた後のポイント

 目標を決めたら、手帳のその月ごとのページに書いていきます。大きな目標を一つだけ決めている場合は、たびたび見られるよう、前のほうのページに書くとよいでしょう。そして大切なのは、目標を立てただけで満足せず、振り返りを行うこと。実現できたかを1年の終わり、あるいは手帳を使い終えるときなどに振り返り、できなかった場合は何が原因かを把握するようにすれば次につながって、夢に一歩近づくことができるはずです。

目標の達成を邪魔するNGワードは「いつか」

 目標を立てるときは、「○月○日まで」という期限も同時に設定しておきましょう。「いつか○○したい」というアバウトな設定では、たいていは夢物語に終わってしまいます。仕事も同じで、締め切りのない業務より、至急の案件から取り掛かることを考えれば、期限の設定がいかに大切かは理解できるはず。時間は無限ではありません。限りがある中で行動に移せる人こそ、目標を達成し、夢をかなえることができるのではないでしょうか。

夢や目標をかなえる手帳・ノートづくりのポイント


◆今年の目標は、1月の早いうちから立てること
◆目標は手帳に書いて、たびたび見返そう
◆高過ぎる目標を設定しない
◆1年の終わりに振り返りを行う
◆「いつか」は禁句! 期限設定は必須です

やる子 「そうか、文字にするのはそんなに大切なんですね。ちょうど新しい手帳を用意したところだし、早速、目標を立てて書かなくちゃ!」

すずまり姉さん 「そうよ、やる子。今年はズル~リとしないで、シャキシャキ行動しなくちゃね」

やる子 「ズル~リって、何かイヤな擬音だから、私に当てはめるのはやめてください。それより、どんな目標にしようかな~。何かワクワクしてきました!」

すずまり姉さん 「そういう気持ちになれるのも、新年ならではね。やる子、今年も切磋たくましんで、お互いに頑張りましょうね!」

やる子 「切磋琢磨でしょ、た・く・ま。俳優の『宅麻伸』を使ったギャグ、誤字だと思われるじゃないですか!」

 今年もすずまり姉さんの親父ギャグが飛び交う本連載、二人の掛け合いも相変わらず絶好調! 次回は手帳を使い倒せる活用術をお届けします。乞うご期待!

文/石川由紀子 キャラクターイラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA

◆変更履歴:タイトルを一部修正しました。(2018年1月9日)

Profile
鈴木真理子(すずき・まりこ)
ヴィタミンM 代表取締役。三井海上火災保険(現三井住友海上)に事務職で入社し、約10年の勤務を経て起業。企業研修やセミナーで3万人以上に指導を行う。ビジネス書作家(日本ペンクラブ会員)としても活動。著書は8冊、累計15万部突破。近著は「仕事のミスが激減する『手帳』『メモ』『ノート』術」(明日香出版社)。江戸っ子言葉でギャグ好きの姉御気質。数多の過ち経験を告白し、ミス、ムダ、残業を減らすヒントを提唱。

Provider

日経ウーマンオンライン

2018/01/09掲載記事を転載
達成感を感じられる今年の目標の立て方 具体的な方法