「自分のためだけ」の努力は楽しい 人生を変えた筋トレ

「自分のためだけ」の努力は楽しい 人生を変えた筋トレ

2020/04/22

ケース(4)「ダイエット目的」から競技者に 仕事・育児との両立は?

日々の仕事に励みながら、筋トレやエクササイズに熱中する女性たちに迫る本連載。第4回は、都内のIT企業で働く阿部未来さんのケースです。産後のダイエットのために筋トレを始めましたが、やがてビキニ競技のコンテストに出場するまでにのめり込んだという阿部さん。その理由とは?

産後の「洋ナシ」体形にがく然

 学生時代から柔道、ソフトボール、バスケットボールなどさまざまなスポーツを経験し、体を動かすことは好きだったという阿部さん。就職して社会人になってからもジムなどに通うことはありましたが、2017年に出産を経験し、自身の体形の変化にショックを受けたことが、本格的にトレーニングに打ち込むきっかけになったそうです。

 「体重が増えて、腰回りもふっくらして、まるで『洋ナシ』のような形になった自分の体を目にしたのは初めてのことで、がく然としました。そこでパーソナルトレーナーの仕事をしている知人から、トレーニング内容や食事習慣についてアドバイスを受けることに。近所の24時間営業のジムと合わせて、週2~3回程度のペースで体を鍛えるようになりました」

 ダイエットが目的だったところから、鍛えた体の美しさを競い合うビキニ競技の世界に足を踏み入れると決めたのは2019年のこと。担当トレーナーに「出場してみないか」と誘われたときは「迷いもあった」と振り返ります。

 「IT系のベンチャー企業に勤めていて仕事は忙しいですし、育児も抱えている。そんな自分が、果たして競技という『3本目の柱』をつくっても大丈夫なんだろうか、と。でも、競技者に誘われることなんてこれからの人生、二度とないだろうとも思ったんです。『あなたならできる』と言われたことに対して、『母親だから』『忙しいから』という理由で背中を向けたら、一生後悔するような気がして。思い切ってチャレンジすることを選びました」


競技に出場するようになり、トレーニングの頻度も週2~3回程度から倍増したという阿部さん。働いて子育てもしながら、どのように時間を捻出しているのでしょうか?(写真は阿部さん提供)

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日経doors

2020/04/14掲載記事を転載