バービー 上京して初めて自分の外に苦しみが生まれた

バービー 上京して初めて自分の外に苦しみが生まれた

2021/04/28

(上)主観の世界の中だけで生きていた思春期、上京後は「周囲になじもうと無理をした」

どこで拾ってきたのか。いつから住みついたのか。誰もが抱えているであろうコンプレックスは、自分を苦しめる原因にもなる半面、私たちを成長させる武器にもなります。気になるあの人は、コンプレックスとどう向き合っているのでしょうか? 今回は、テレビでの活躍はもちろん、下着のプロデュースやYouTubeの発信なども精力的に行い、4月9日には結婚も発表したバービーさんに話を聞きました。
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(下)バービー 気分屋な自分に「ずっと振り回されている」

1984年北海道生まれ。東洋大学文学部インド哲学科卒業。2007年に、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成しデビュー。2019年に出演したラジオ番組で、社会問題からお笑いまで幅広い関心を深めた発言が話題に。2020年7月から、自身もTBSラジオで「週末ノオト」のパーソナリティーを務める。ピーチ・ジョンでは、自らプロデュースした下着を販売。同年11月には初のエッセー本『本音の置き場所』を出版。YouTube「バービーちゃんねる」やTwitter、Instagramでも情報発信をしている

18歳で北海道から東京へ、上京で感じたコンプレックス

編集部(以下、――) バービーさんは、10代の頃にはどんなことに悩んでいましたか? 抱いていたコンプレックスは何でしょうか?

バービーさん(以下、バービー) 思春期には、「ニキビができて嫌だな」「痩せたいな」という外見的な悩みもありましたし、友達がいつも休み時間に交換していた手紙をくれなかったら、「私のこと嫌いなのかな……」と、落ち込むこともありました。

 ただ当時は、自分の世界に浸って妄想し、落ち込んでいたというか。手紙をくれなかった友達の気持ちをくんで悩んでいたわけではないので、自分の主観の世界の中だけで生きていたな、と思います。

 中高生の頃は、いろいろな思いを抱えていてつらかったですが、自分の中にある思いや悩みを「コンプレックス」として自覚できる状況ではありませんでした。コンプレックスとして認識できるほど、客観視できる状態ではなかったんです。だからコンプレックスを自覚し始めたのは、上京してきてからですね。

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日経xwoman

2021/04/23掲載記事を転載