コロナ時代 フィジーから学ぶ「脱お金」のサバイバル力

コロナ時代 フィジーから学ぶ「脱お金」のサバイバル力

2020/06/10

withコロナでロックダウン 自給自足、物々交換に舵切り

「日本・フィジー・デンマーク」の世界3拠点生活(トリプルライフ)を実践する永崎裕麻さん。連載「世界3拠点生活(トリプルライフ)を実践してみた」では幸福先進国の共通点などを教えてもらいました。3拠点で生きる永崎さんだからこそ気付いた、コロナ時代の生き方への提言がありました。

コロナで自給自足に舵切り

 私が住む、南太平洋に浮かぶ島国フィジー共和国は観光立国です。新型コロナウイルスの影響により観光客は激減しました。GDPの約4割は観光関連なので、職を失う人たちが大量に発生しています。大失業時代の幕開けとともに、フィジーで一気にトレンドになったのは「自給自足」と「物々交換」です。

 フィジーではどこもかしこもキャッサバ(イモ)が植えられています。自分たちの家の庭や自分の土地ではない空きスペースなどで栽培しています。

 3月下旬、フィジーで一人目の新型コロナ感染者が確認された当日の夜、フィジー政府は都市ロックダウンを決行しました。その直後から、国民は自給自足に舵を切っています。フットワークがめちゃくちゃに軽い。

物々交換のためのページが立ち上がる

 また、その1ヶ月後(4月下旬)、Facebook上に「Barter for Better FIJI」という物々交換のためのページが立ち上げられました。開設からたった2週間で登録者は10万人を超えています。フィジーの人口は90万人程度なので、すごい割合です。そこでは日夜、いろんなトレードが行われています。

(例)
ミルク ⇔ パイナップル
苗木 ⇔ ホームメード・パイ
ヤギ1頭 ⇔ スマホ1台
カヤック1艘 ⇔ 子豚2匹

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日経doors

2020/06/01掲載記事を転載