佐藤友子 ワークとライフの境目は曖昧なほうがいい

佐藤友子 ワークとライフの境目は曖昧なほうがいい

2019/04/17

(3)「北欧、暮らしの道具店」は全員18時退社。でも、仕事のことが常に頭にある

ECサイト「北欧、暮らしの道具店」の運営会社であるクラシコムは、全員18時退社、残業なしというワークスタイルでも注目されています。店長の佐藤友子さん自身も、子育てをしながら、商品セレクトやコンテンツ制作などの運営全般に責任を負う経営者。最終回となる今回は、そんな佐藤さんが追求するワークスタイルについて聞きました。
(1)「北欧、暮らしの道具店」の店長になるまで
(2)北欧人気で事業大成功、でも方針を変えたワケ
(3)ワークとライフの境目は曖昧なほうがいい ←今回はココ

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佐藤友子 北欧人気で事業大成功、でも方針を変えたワケ

全員18時退社、オフィス内には本格的なキッチンも

―― 東京・国立市にあるクラシコムの社内には、広々として明るいフリースペースや本格的なキッチンもあり、居心地が良さそうですね。「18時全員退社」という徹底したワークスタイルでも注目されています。

佐藤友子さん(以下、敬称略) 暮らしだけでなく、働き方も北欧でインスパイアされたことの一つですね。日本ではデスクにいる時間が長くなってしまいがちですが、北欧の人たちは限られた時間の中でメリハリをつけて働き、経済的にもきちんと成果を出している。そんな合理的なワークスタイルに刺激されて、ならば私たちも、と実践し始めました。

「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤友子さん。小学生の子どもを育てながら、商品セレクトやコンテンツ制作などの運営全般に責任を負う経営者だ

佐藤 スタッフは女性が中心で、仕事を家庭や子育てと両立している人も多いので、スタッフ自身が「豊かな暮らし」を送れるような働き方を可能にする体制づくり、環境づくりも不可欠でした。チャットアプリを導入してリモートワークでもスムーズに働けるようにしたり、まだ実験段階なのですが、オフィスに畳の託児スペースをつくって、昨年からは専任のスタッフを雇ったり。私自身も小学生の子どもがいて、放課後は真っすぐここに帰ってきて、宿題したり遊んだりしています。

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日経ARIA

2019/04/10掲載記事を転載