夫婦で作ったレストラン 震災は乗り越えたが離婚で閉店

夫婦で作ったレストラン 震災は乗り越えたが離婚で閉店

2020/08/26

(上)結婚を機に中国料理レストランのマダムに。順調な経営と裏腹に夫婦に溝ができ始め、離婚

子どもの頃に抱いた憧れや夢は、大人になるにつれて現実との摩擦によって消えてしまうことが多い。幼い日に「スチュワーデスさんになりたい」と目をキラキラさせた少女が、48歳でその夢をかなえたとしたら、そこにはどんな物語があるのだろう。現在LCCの航空会社でキャビンアテンダントとして勤務する河野恭子さん(54)は、瞳を輝かせながら現れた。
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(下)48歳で挑戦したCAへの道 夢は持ち続ければかなう

 河野さんは神戸市生まれの芦屋育ち。3歳から続けてきたクラシックバレエが大好きで何不自由なく育った。子どもの頃からの夢はバレリーナになって「白鳥の湖」を踊ることと、キャビンアテンダント(CA)になること。大学卒業後は国内航空会社に就職した。

 「本当はCAになりたかったのですが、当時の応募資格に身長が少し足りなくて、応募すらできませんでした。それでも飛行機に関わる仕事がしたくて。航空会社の大阪支店で予約管理の仕事をしていました」

 好きな業界で仕事に打ち込んでいた河野さんの人生は、結婚を機に大きく方向転換する。

現在はLCCでCAを務める河野さん。それまでのすべての経験がCAに生かされているという

 「夫との出会いは、学生時代にアルバイトしていた中国料理店です。神戸の山の手エリアである岡本にある老舗で、子どもの頃から家族でよく利用していたため、両親もなじみの店。ここなら悪い虫がつかないだろうとアルバイトを許してくれたのですが、ついちゃったんですね(笑)」

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日経ARIA

2020/08/17掲載記事を転載