感情の乱れとマルチタスクで「疲れた脳を休ませる方法」

感情の乱れとマルチタスクで「疲れた脳を休ませる方法」

2021/06/09

「あれもこれも状態」から抜け出し、集中力と生産性を高めるトレーニング

 多忙な生活を送る読者の皆さんは、「ああ、なんだか脳が疲れているな」と感じている人は少なくないのでは。在宅勤務や外出自粛でそんなに体を動かしていないのに、家に帰ったらぐったり、仕事が終わったらぐったり……なんて人もいるのではないだろうか。

 脳は、言語・思考・記憶・情動など、さまざまな脳独自の機能を果たすと同時に、各臓器や筋肉に指令を出して体を円滑に働かせている。脳は、自分自身の仕事もこなしながら、体全体の機能を統率する、プレイングマネージャーのようなものである。

 自分の体のパフォーマンスを上げるために日々忙しく働き、疲れ切ったこのプレイングマネージャーを、私たちはどうしたら癒やしてあげられるのだろうか?

「私たちの脳は、本当に働きものだ」

脳疲労の原因「マルチタスク」

 脳疲労の大きな原因として考えられるのが、マルチタスクだ。

 ギクッとした人もいるだろう。なぜなら、毎日「あれしなきゃ……」「これも忘れないように……」と、やることリストに追われている人は、少なくないから。この、「あれもこれも状態」が、いわゆるマルチタスク状態だ。

 マルチタスクは私たちの脳に大きな負担をかけている。さまざまな研究でも、マルチタスクによって私たちの脳にいくつかの変化が起こることが分かっている。

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日経xwoman

2021/05/31掲載記事を転載