押切もえ「子育て中だからできない」は間違いだった

押切もえ「子育て中だからできない」は間違いだった

2019/11/13

出産前の自分を美化しない。欧米式の子育てに挫折、人に頼る大切さも感じた

「自分の時間がない!」は、多くのママが抱える悩み。1歳8カ月の息子を育てながら仕事をする押切もえさんも、「出産後に一番変わったのは時間の使い方」と話します。限られた時間を有効活用するための工夫や、イライラしないための防御策の取り方について話してもらいました。

限られた時間、やりたいことを書き出して整理

 皆さん、こんにちは。子育てをしていると、1日があっという間に過ぎてしまいますよね。私も「読書がしたいのに……」と思いつつ、疲れて子どもと一緒に寝てしまう日がしょっちゅうあります。

 妊娠が分かったとき、「これからの時間の使い方を考え直そう」と思いました。独身時代は好きなだけ仕事をして、多少体に負担をかけても自分のやりたいことを優先していました。でも、これからは育児をしながら、家族のための食事も作り、仕事もしないといけない。思うように自分の時間がとれないと分かっていたので、「時間があったら何をしたいか」と優先順位を考え、取捨選択をするようになりました。

 頭の中で考えるだけだとモヤモヤしがちなので、そんな時は書き出して優先順位をつけています。今は子どもが小さいから、夜遅い仕事や拘束時間の長い仕事は難しい。「どんな仕事ならできそう?」「今すぐ始めたいの?」「子どもが大きくなって、手が空いたときでもいいんじゃない?」「今のうちから準備や勉強だけでもしておこうか」……などと、自分と対話するようにして整理し、いざ時間ができたときにスムーズに動けるようにしています。

 子どもがいるママモデルには、「早朝の撮影はできない」「撮影は子どもが保育園に行っている間だけ」など、時間で区切って仕事をする人もいるんです。モデル版の時短勤務ですね。限られた時間の中で高いパフォーマンスを出す姿勢は、私も見習いたいと思っています。

 それに、私はもともと子どもが欲しかったので、「子どもが生まれたから、やりたいことができなくなった」とは言いたくないな、と思います。

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日経DUAL

2019/11/05掲載記事を転載