通勤再開しても無理しない 周囲の力上手に借りよう

通勤再開しても無理しない 周囲の力上手に借りよう

2020/06/10

チャイルド・ファミリーコンサルタント 山本直美【前編】 子どもの安定には、大人の安定が不可欠。育休明けママ、管理職は「手放す」ことを意識しよう

緊急事態宣言が全国で解除され、保育園の登園も少しずつ再開されています。親子にとって久しぶりの園生活。子どもだけでなく、親自身が以前のような両立生活にスムーズに戻れるのか、という心配もあるでしょう。チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さんに、主に保育園児の親が通勤・登園再開にあたって気をつけるべきことや、子どものケアについて聞きました。前後編に分けてお届けします。
【前編】通勤再開しても無理しない 周囲の力上手に借りよう ←今回はココ
【後編】登園再開 保育園児の「不安のサイン」どう気づく?

余裕がない時こそ、意識的にユーモアを取り入れよう

 テレワーク中に「子どもが仕事の邪魔」だと感じてしまい、罪悪感を抱えているママやパパが大勢いたと聞きました。オンライン会議中に子どもが「邪魔」しに来る、という話も。子どもに仕事を妨げられていると感じてしまうのは、仕方のないことだと思います。

 しかし「邪魔」という漢字を見ると、悪い意味の字が並んでいますよね。そういう言葉を向けられると子どもは不安になってしまい、親に負の感情をぶつけてくることがあります。

強い言葉を投げかけると、子どもも強い態度に出てくることがある

 その状態を避けるために、子どもに対して発する言葉を、プラスの表現に変えてみてはいかがでしょうか。「邪魔!」ではなく「怪獣がきた~!」などユーモアを交えて表現してみるのです。私は子どもが騒いでいると「うるさい!」ではなく「賑やかだね~」と言います。ユーモアによって穏やかな言い方にしてあげると、子どもの気持ちも柔らかくなっていくはず。言葉が整うことで、気持ちも整っていきます。

 「今日は1日中子どもを邪魔者扱いしちゃったな」と思った日は、ユーモアを交えて謝ってしまうのも1つの手です。例えば、「今日は本当に申し訳ございませんでした」と、わざとかしこまって頭を下げてみる(笑)。すると子どもはきっと「いいよ」と言ってくれると思います。ちょっとしたユーモアで、親子の心を少しほぐすことができると思います。

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日経DUAL

2020/06/05掲載記事を転載