激務のアパレル管理職から転身 正社員を捨てた理由

激務のアパレル管理職から転身 正社員を捨てた理由

2021/09/08

第6回(上)/自宅と職場を往復するだけの生活 働き方も生き方も変えたかった

新しいスキル開拓の可能性を探ったり、人とのつながりを広げたり…。ちょっとした小遣い稼ぎ以上の価値を生む手段として注目されている副業。本業とのバランスの取り方は? 稼ぎ方のコツは? 成功しているパラレルワーカーたちに伝授してもらいます。第5回は、派遣社員と副業の掛け合わせで、理想のワーク・ライフバランスを実現した八木克子さんに聞きました。
(上)激務のアパレル管理職から転身 正社員を捨てた理由 ←今回はココ
(下)管理職捨てても年収40万円増 派遣社員×副業ライター

激務に追われ働き方を変えようと決意

 派遣社員でバックオフィスの事務職として働きながら、本業以外の時間でウェブライターの副業をする八木克子さん。今のスタイルで働く前は、アパレルメーカーに管理職として勤務していました。

 「西日本の旗艦店で、40~50人のスタッフを束ねる4人のマネージャーの一人として働いていました。シフト制で、私が働いていたのは昼から夜にかけての時間がメイン。休みも少なく、仕事が終わるのが23時を過ぎることもあり、ほぼ自宅と職場を往復するだけの生活でした。管理職としてのプレッシャーもあって、体力的にも精神的にもきつくなり、正社員という立場は捨ててでも、働き方と生き方を変えたいと思うようになりました」

 退職した八木さんは、平日朝から夕方までという決まった時間に働けることから派遣社員という働き方を選択。規則正しい生活ができて、暦通りに休める仕事は魅力的で、仕事とプライベートのバランスが取れた日々に充実感を得たと振り返ります。

 「アパレルの仕事をしていたときは、深夜に家に帰る途中に、お店で同僚と飲み会をしている人たちを見て、『いいなぁ……』と羨ましく思っていました。でも、派遣社員になってからは、土日に同僚と遊びに行けるようにもなって、働き方が変わると人生がこんなに違うんだ! と驚きました。非正規雇用であることへの不安は、私は全く感じなかったんです」

ここから先は日経WOMANキャリアへの
会員登録(無料)が必要です。

Provider

日経xwoman

2021/08/26掲載記事を転載