理想と現実のギャップに苦しまない方法 心の駆け込み寺

理想と現実のギャップに苦しまない方法 心の駆け込み寺

2020/10/07

第3回 仏教の世界では、ありのままの事実を「諦める」

悩んだり、イライラしたり、日々浮き沈みする心を穏やかにしたい……。そんな悩みに、心理カウンセラー僧侶の羽鳥裕明さんが寄り添い、仏教と心理学の視点からヒントをくれるこの連載。3回目は、「理想の自分」と「現実の自分」のギャップが気になったときの対処法を考えてみましょう。

理想と違う!と悩んだとき、あなたはどうする!?


 生きるということは、まるで険しい登り道を一歩ずつ進むようなもの。そんなふうに考えてしまうつらいときであっても、「自分には寄り添ってくれる存在がある」と思えたり、「ここがあるから大丈夫」と思える安心基地があれば、人は心穏やかになり、前に進むことができる──そんなお話を、前回はさせていただきました。

 安心できる場は確保した、さあ、次は挑戦してみよう。そんなふうに頑張ってみたのはいいけれど、自分の掲げた目標に向かうとき、とかく自分の能力とのギャップに悩むもの。「こうありたい」と思う理想の自分の姿に「現実の自分」が追いつかず、苦しくなることもあるでしょう。

 今回はそんな、「理想と現実のギャップ」に悩んでしまったときにどんなふうに自分と向き合っていけばよいかについて、お話ししていきましょう。

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日経ARIA

2020/09/28掲載記事を転載