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転職天気図

ガリバーインターナショナル 小林 貴之氏

ガリバーインターナショナル 小林 貴之氏
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新経営体制にシフト
価値観を共有できる人材に期待

ガリバーインターナショナル
人事・総務チーム
小林 貴之(こばやし・たかゆき)

[PROFILE]

不動産会社の営業などを経て、2005年にガリバーインターナショナル入社。店舗営業を経て、人事担当として採用業務全般に携わる。

 中古車の買い取り、オークション、販売などの事業を展開するガリバーインターナショナル。本部による一括査定システム、画像による車販売システムなどのビジネスモデルを通じて、日本のみならず世界に向けた中古車流通に挑んでいる。採用担当の小林貴之氏に同社の現状と求める人材像などを聞いた。

中古車流通にとってはチャンス

 自動車メーカーは今、米国のビッグ3に代表されるように生産高や販売額の大幅減少に伴う、リストラと厳しい状況に直面しています。ただ、あまり悲観視しすぎてはいません。数字そのものは、数年前の水準に戻った程度。少し長いスパンで見る必要があると見ています。

 確かに新車の流通は止まっていますが、中古車に限った話で言えば、むしろチャンスは膨らんでいると思います。「車を売りたい」「新車は無理でも、中古なら購入したい」という顧客ニーズは確実にあります。景気が低迷している分、より低価格で乗り換えたいという声が強くなってくるはずです。そうした顧客のニーズに合ったサービスを、いかに提供できるかどうかが大切になってきます。

 当社としてもこの近年、「買い取り専門店ガリバー」から「クルマのことガリバー」へイメージ訴求を変更するだけでなく、販売のブランディング活動も強力に展開し、より事業を拡大していきたいと考えています。販売事業に主眼を置いたCMを始めたのもその一環です。

 既に自動車流通の入り口はできあがっています。次は出口をどう整備するかが課題。消費者に対してガリバーが果たすべき価値観とは何か。それを社員全員が共有した上で、顧客に伝える仕組みを作っていきます。

 採用においてはガリバーの基幹事業である店舗営業(店長候補)を支える人材を最も重視しています。店舗営業は、車の査定・買い取り・販売を担当する仕事です。常に自分の役割を果たし、成果に結びつけていかなければならないので精神的にもタフであることが必要となります。

 求める人材像は2つあります。まずは、会社を一緒に成長させることに喜びを感じられる人材。ガリバーは2008年、株式上場から10年の節目の年を迎えました。これを期に代表取締役社長2人を置く新経営体制へとシフト。まさに、「第2章」とも言うべきステージに突入しました。流通革命に向けて新たなインフラづくりを自分たちの手で進めていかなければなりません。

 第2には、「一丸感(チームワーク)」を大切にする方。全員で目標の実現に突き進むチームワークを持てるかどうかです。これらを兼ね備えていれば、営業経験は特に問いません。また、年齢的には30歳前後がコアになっています。

 経験を積むなかで店長、メジャー店長など現場での経験を積んでいったり、営業スペシャリストとして専門性を発揮したりすることができます。また社内公募制度を利用して、本部企画や開発職など経営戦略や事業戦略の企画・立案をするリーダー職にシフトすることもできます。

 営業以外では、本社での法務や経理企画などを必要に応じて採用しています。その背景には、事業規模が拡大するなか、法務関連の実務強化や内部統制・コンプライアンスの整備拡充が不可欠となってきていること。海外へ積極的に事業展開していく上で、現地法人の経理を親会社としてマネジメントしていく必要があることなどが挙げられます。

 いずれにせよ、事業規模が拡大するなか、国内・海外ともにさまざまなことにチャレンジできる環境がガリバーにはあります。

転職天気予報  2008年度(晴れ)→2009年度(くもり)2009年度は景気動向などを見据え、より厳選

求める人物像

店舗営業(店長候補)

ガリバー店舗における車の査定、買い取りおよび販売業務を担当。店長になれば、店舗全体のマネジメントも。営業経験は不問だが、ディーラーや不動産営業の経験者が大半。入社後は、営業スタッフからスタートし、副店長、店長補佐、店長、メジャー店長またはエリア統括と昇進していく。

海外事業展開に伴う本部要員

今後、海外事業を積極的に展開していくにあたり、本部要員の強化が不可欠。例えば、親会社の立場から現地法人の経理をマネジメントする海外経理企画などを必要に応じて募集していく予定だ。