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転職天気図

サーチファーム・ジャパン 山崎 朝子氏

サーチファーム・ジャパン 山崎 朝子氏
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トップアスリートの精神を持って、
厳しいミッションに挑む人材に期待

サーチファーム・ジャパン
人事担当
山崎 朝子(やまざき・あさこ)

[PROFILE]

1980年生まれ。立命館大学経済学部を卒業。大手電子部品メーカーを経て、2005年サーチファーム・ジャパンに入社。ヘッドハンターを経て、人事担当として採用・研修など人事業務全般に携わる。「多様性を意識すること」をモットーとする。

 日本企業の特性にマッチした人材サーチやコンサルティング事業を展開するサーチファーム・ジャパン。優れたビジネスリーダーの確保は、企業の成長・再生に大きな影響を及ぼすとあって、混迷の時代にあっても企業からのニーズはむしろ高まっているという。人事担当の山崎朝子氏に同社の事業特性や求める人材像などを聞いた。

人材紹介とは異なる独自の立ち位置

 景気の先行きが不透明になってきたことで、あらゆる業界で採用を控える動きが目立ってきました。当然ながら、人材ビジネスの業界にも影響が現れてきています。人材紹介会社では案件数が減少していることもあり、人材コンサルタントの新規採用を控えるケースも珍しくないようです。

 しかし、同じ人材業界であっても当社の状況はまったく違います。景気低迷による影響は、一切受けていません。金融業界を含め、企業からの依頼数は以前よりもむしろ増えています。

 その理由は、当社の立ち位置が登録型の人材紹介会社とは異なるからです。当社が手がけているのは、サーチファームという独自の事業。ヘッドハンティングや人材スカウトを生業とし、企業の経営課題を解決する最適な人材を発掘し、採用に至るまでをフォローするものです。欧米系企業が数社台頭するなか、日本発のサーチファームとして、採用を増やし拡大しています。

 逆風と言われる時代だからこそ、企業の命運を託す人材の確保はより重要性を帯びてきます。当社にとってこの時期は、むしろ事業拡大のチャンスであるといっても過言ではありません。

選考で問うのは、プロとしての誇りのみ

 もちろん、採用活動にも意欲的です。特にヘッドハンターの募集には力を注いでいます。ヘッドハンターは、クライアント企業のエグゼクティブサーチにかかわるすべての業務を担当します。折衝相手の多くは経営者クラスです。しかも、要求水準が高いので決められた期間で成果を出すにはトップアスリート並みの努力を要することになります。

 選考基準はいたってシンプルです。「ヘッドハンターになりたいという強い意思があるか」「ヘッドハンティングという仕事に誇りを持って、ミッションの実現に貢献できるか」の2点をクリアできれば問題ありません。

 本年度は、新卒も含めて40人ほどの採用を予定していますが、既に新卒は順調に確保できました。中途採用に関しては人選を絞ってきた都合上、まだまだ目標人数には至っていませんが、認知度のアップもあり、最近では大手金融機関や不動産業界の20代後半から30代半ばの方々の応募が増えてきました。

 応募、採用とも9割が人材ビジネスの未経験者。当社ではOJTを主体とする一定のトレーニング期間を設けています。先輩ヘッドハンターの技を見て学びながら、3カ月程度で初めての契約を結び、半年から1年くらいで一人前のヘッドハンターへと育っています。

海外での事業拡大を担う人材も積極採用

 海外事業担当も積極的に募集している職種の1つです。国内市場の拡大に加え、海外展開にも意欲的な当社では、2008年8月世界各国・地域に32拠点を設けました。今後は順次、各拠点に本社から海外事業担当を出向させ、現地での事業戦略の立案やグローバルレベルでのヘッドハンティング案件を手がけてもらいたいと考えています。

 社内的にもヘッドハンターと同じレベルの位置づけとして期待が高いポジションだけに、商社や電機メーカーの海外駐在員など、国際的な舞台で活躍されていた方にぜひともチャレンジしてほしいものです。

 10月に社内の組織改革を見直し、CEOを直属の上司とするフラットな体制に改めました。社員1人ひとりが予算や目標を持って業務に当たるようにするのが狙いです。同時にアイデアをスピーディーに形にすることもでき、人材にかかわる新規事業を手がけたいと考えている方にはチャンスではないでしょうか。

転職天気予報  2008年6月中間(晴れ)→2009年3月期(晴れ)

求める人物像

ヘッドハンター

人材発掘からプレースメントまで、ヘッドハンティングのすべてを担当。深い理解力と高度なビジネスセンス、コミュニケーション能力など「人間としての総合力」が要求される。

海外事業担当

同社のヘッドハンティング事業を海外に展開していくポジション。「総合的な人間力」はもちろん、国際的なビジネス経験や人材ビジネスに関するノウハウ、高い英語力が求められる。