ビジネスパーソンのキャリアアップ・転職について考えるニュース・コラムサイト

転職天気図

シティグループ 須田 宏樹氏

シティグループ 須田 宏樹氏
photo

重要市場日本のリテール戦略を担う
資産運用コンサルタントを積極採用

シティグループ
人事本部 バイス プレジデント
須田 宏樹(すだ・ひろき)

[PROFILE]

1989年大学卒業。同年モトローラ入社、約半年間営業を経験した後、人事部に異動。人事部採用課主任、半導体人事課主任を担当。97年日本ジェイディエドワーズ入社。99年メリルリンチ日本証券入社。2004年シティグループ入社。
企業サイト http://www.citibank.co.jp/ja/index.html

 1世紀以上日本で銀行業務を展開してきたシティバンク、エヌ・エイ在日支店は、2007年7月、銀行業務を現地法人銀行に引き継ぎ、シティバンク銀行として新たなスタートを切った。シティグループは、日本を国際戦略上最も重要な地域の1つと位置付け、数年間でシティバンク銀行個人金融本部の支店数を倍増する計画を発表した。リテールを強化するシティバンク銀行は、どのような人材を求めているのか。人事本部バイスプレジデントの須田宏樹氏から話を聞いた。

リテール金融をリードするパイオニア

 シティバンク銀行は、1902年に前身のインターナショナルバンキング・コーポレーションが横浜支店を開設して以来、100年以上日本で銀行業務を展開してきた歴史ある銀行であるとともに、日本で初めて24時間365日取り引きができるATMサービスやテレフォンバンキング、海外のATMで利用できるバンキングカードなどを導入したリテールバンクのパイオニアです。

 シティバンク銀行は、価値あるサービスを提供する点においても、国内金融機関を大きくリードしてきました。預金などの預かり残高が1000万円以上の顧客には、「シティゴールド」の顧客として、海外送金手数料のサービスなどさまざまな優遇サービスを提供しています。

 シティグループは、国際戦略の中で日本を最も重要な市場の1つと位置付け、今年1月、日本における銀行業務を現地法人で行うと発表しました。今年7月、シティバンク銀行株式会社が設立され、シティバンク、エヌ・エイ在日支店の業務は、すべて新銀行に移管されました。これによって、シティバンク銀行は国内銀行として預金保険制度の対象となるなど、顧客にさらに安心してサービスを受けてもらえる体制が整いました。

 またシティグループは、長期的な視野から日本に積極的に投資する計画です。数年内にシティバンク銀行個人金融本部の支店数を倍増させる計画を発表しており、今年7月から8月にかけて、浦和支店、千葉支店、大阪駅前支店、芦屋支店、青葉台出張所の5支店・出張所を相次いで開設。こうした積極的な事業展開によって、採用の動きも活発になっています。

 特に、シティバンク銀行のリテール戦略の中で、重要な役割を果たしているのが「資産運用コンサルタント」です。実際シティバンク銀行個人金融本部に入行する人の多くが、この職種で採用されています。

 仕事内容は顧客の資産状態や投資ニーズに合った資産運用をアドバイスすることですが、基本的に営業活動は来店か、電話によるコンタクトがメーンとなっており、長期的な視点で顧客に資産運用をアドバイスできる点などに、応募者は魅力を感じているようです。

 そのため当行行員の紹介を受け、入行する人も少なくありません。どちらかというと、他社と比較してシティバンクへの転職を選ぶより、「シティバンクに入行したい」という明確な志望動機を持って応募する人が多い傾向があります。

ネット企業などの異業種出身者も歓迎

 資産運用コンサルタントの入行後のキャリアパスは、主に次の3つのキャリアに大きく分類することができます。まずはリテール金融のプロとして、シティゴールドの顧客を担当する「シティゴールド・エグゼクティブ」を目指すキャリア。2つ目は支店長などのマネジメントを志向するキャリア。3つ目はマーケティング、商品企画などの本部スタッフになるキャリア。社内求人は毎週イントラネット上に公開され、1つのポジションで2年以上の経験を積めば、ジョブポスティングに応募できます。

 資産運用コンサルタント以外に、多くの人材を募集しているのが、オンラインバンク部門のメンバーです。インターネット、モバイルを活用した銀行サービスを充実させるため、企画やマーケティングなどを推進するメンバーを異業種からも積極的に採用。ネット企業出身者やイーコマース、決済システム、コンテンツ制作などの経験者を歓迎しています。

 シティバンク銀行が求める人材は、次の要素を満たす人材です。

自主性
創造性
柔軟性
Not ハードワーク but スマートワーク(長時間労働をするのではなく、高いレベルの業務遂行を行うこと)
向上心
語学力
グローバルマインドセット(多様な文化に触れ、協調することに前向きであること)

 もちろん優れた研修制度によって、入行後の人材育成にも力を入れています。シティバンク銀行は行員のスキル形成を積極的に支援しており、行内で行われているトレーニングだけでも約60種類に及びます。海外でトレーニングを受けるチャンスもあるなど、充実した研修制度も入行するメリットの1つと言えます。

 シティバンク、エヌ・エイ在日支店が、現地法人銀行シティバンク銀行として業務を開始したことで、ますます日本に根付いたサービスが提供できるようになります。また、シティグループという世界最大級の金融機関の一翼を担う、エキサイティングな機会が待っています。

転職天気予報  2006年(快晴)→2007年(快晴)

求める人物像

資産運用コンサルタント

顧客の投資ニーズや資産状況に合わせた資産運用の提案を行う。顧客の資産を預かる強い責任感と、長期的な信頼関係が構築できる人間力がポイント。主に20代半ばから30代前半の金融経験者を採用している。

オンラインバンク部門スタッフ

オンラインバンクの企画やマーケティングを推進する部門のメンバー。主に20代半ばから30代前半の若手を採用。ネット企業など異業種からの転職を積極的に受け入れている。イーコマース、決済システム、コンテンツ制作などの経験者を歓迎。