ビジネスパーソンのキャリアアップ・転職について考えるニュース・コラムサイト

転職ノウハウ

経歴書の最新トレンドアピールする履歴書の書き方

経歴書の最新トレンドアピールする履歴書の書き方
経歴書の最新トレンド アピールする履歴書の書き方

履歴書や職務経歴書は、自分の能力や魅力を正しく理解してもらうための重要なものだ。採用担当者はこの書類1枚から、入社意欲、社会人としても成熟度、人生観までかぎとってしまう。それだけに、書き方1つでアピールの度合いにも大きな差が出ることになる。履歴書で好印象をえるための、基本的なポイントを頭に入れよう。

自分のキャリアを最大限にアピール!
職務経歴書でライバルに差をつけよう

職務経歴書のトレンドを追う

個人情報保護法で経歴書が変わり、写真をはらない傾向に

 2005年4月から施行されている個人情報保護法の影響もあってか写真添付のない履歴書が実際に増えてきている。人材サーチ(ヘッドハンティング)においても、企業との面接の前に写真なしの経歴書を提出しても、企業側から「写真を添付した履歴書を送ってください」と求められることは少なくなってきている。

 もともと英文履歴書には写真は不要であったが、グローバルスタンダードの流れからか和文の履歴書・職務経歴書にもこの傾向が及んできたものと考えられる。

市販の履歴書は減り、履歴書と職務経歴書は合体化傾向

 履歴書と職務経歴書が合体化した方が、実際に転職活動をする者にとって経歴書の作成が便利になるだけでなく、企業側にとっても1種類の書類で対応でき、管理・運用面で効率が良いと思われる。

 書類審査で振り分けられるポイントは、あくまでも書面内容である。内定に至るカギは面接そのものにあることをいま一度認識しておこう。

自己PR、職務経歴の要約を 添えることが一般的に

 最近の傾向として読み手である企業側の人事担当者や経営者の状況をかんがみて、履歴に関しては自己PRないしは職務経歴に関する要約を追記する人が増えてきている。読み手の立場で考えればメリハリ効果が出て書類内容の理解を深めてもらう一助になることは間違いない。

これからは英文履歴書の 提出も必要に?

 これからはM&Aなどにより、現在自分が勤務している企業が外資系企業の傘下に入ってもおかしくない時代になった。転職活動においても外資系企業では英文履歴書の提出は不可欠だ。今後、転職活動する企業対象を日本企業のみに狭まることなく、外資系企業にも幅を広げるためにも英文履歴書の準備を薦める。まだ作成していない人はA4サイズ1枚のみに収まるように英語にしてみて、後は英語のネーティブレベルの人に文法をはじめ文章全体もチェックしてもらうようにしよう。

好印象を持たれる 履歴書とは?

  • 丁寧な文字で読みやすく書く。
  • 誤字・脱字に注意し読み返す。
  • 学歴・経歴の詐称は厳禁。
  • コピーした履歴書を送らない。
  • 志望動機は自分の言葉で。
  • スピード写真を使わない。
  • 名前や住所にふりがな・提出日の年号を記入するなど細部にも注意。
  • 目立つような空欄を作らない。
  • 資格・特技欄で個性をアピールする。

職務経歴書でキャリアを 最大限にアピールする

採用では、どのようなキャリアを持った人なのかが企業側の一番の関心事。そのため履歴書以上に職務経歴書が重視されることもある。職務経歴書はほとんどの場合、書式を指定されることはないので、より分かりやすく、人目を引く書き方を工夫しよう。

(参考)日経キャリアNET流 職務経歴書の書き方

■基本編

A4判用紙に横書きがベター

 履歴書は手書きが原則だが、職務経歴書はパソコンやワープロで作成したものの方が好まれる。ケイ線のないA4サイズの上質紙を用意して1〜2枚にまとめよう。

内容はできるだけ詳しく

 職務経歴書にはこれまでのキャリアをできるだけ詳しく盛り込んでいきたい。例えば、ソフトウエア開発技術者の場合、どんな機種、言語を使い、どんな分野のシステム開発にあたっていたのかは当然として、ステップ数やチームの人員などその業務の規模、担当していた領域、果たした役割なども書く。製品開発にあたっている人なら、その製品のどういう部分をどういう役割で担当したか、開発にあたってはどんな機械、機種を使ったことまで記述する。

 営業職の場合は、販売を担当した商品や販売対象、担当エリア、営業実績などをアピールする。また、人事・総務・経理など事務系スタッフでは、数字や製品など目に見える形で表される実績に代えて、担当した業務を提示することで、キャリアの幅広さを訴えていくようにすればよい。

 そのほか、定期購読している専門書や雑誌、役職経験と部下の数なども加えたい。業務に関連して取得した資格・免許も、この職務経歴書で改めてアピールしておこう。

■応用編(まとめ方の基本例)

年代を追って書く編年体形式

*職務経験の浅い人に向く
 職務経歴書のもっとも一般的なまとめ方は、過去から現在まで年代を追ってつづる編年体。この形式は、各職務にどれくらいの期間携わったのかが一目でわかるのが特徴で、習熟度も測りやすい。ただ、所属と業務内容が不明瞭となるので、所属、役職、業務内容、実績などを整理し、見やすくする工夫が求められる。

職務分野別に経験内容をまとめる形式

*専門職や技術系に向く
 携わった職務分野、技術分野別に記述するのがこの方法だ。このスタイルでは、その応募者がどんな経験を持ち、どんな技術や知識を身に付けているのか、一目見ただけで納得できる。キャリアを整理しやすいので、経験の長い人、さまざまな分野の経験を積んできた人に適した形式といえる。

 書き始める前に、まずは編年体形式で経験してきたことを整理してみる。会社に入社してから現在に至るまで、どんな部署でどのような経験をしたかを時系列で書き留めていく。一通り書き出したら、それをもとに自分は何ができるのかを整理してみる。

 例えば、一口に経理といっても、業務内容はいわゆる経理から資金、売り上げ、仕入れ、在庫などに業務内容を分類することができるし、経理業務でも、日常的な金銭の出入りの記録から決算業務まで、経験に応じてタッチできる範囲も変わってきたはずだ。手掛けてきた部分もあれば、そうでない部分もある。自分が手掛けてきたこと、できることをできるだけ細かく分類し、提示していくことが経験をアピールするコツだ。

 この形式では、それぞれの職務にどれくらいの期間タッチしていたのかを併記すれば、習熟度などが分かりやすくなる。

プロジェクトごとに表組で整理する形式

 コンピューター技術者や開発技術者、施工管理技術者、編集者など、仕事内容にはほとんど変化はなく、プロジェクトや担当した本や雑誌、イベントごとに果たした役割が違うという場合は、項目を整理した上で一覧表にまとめることで言葉の重複をなくし、すっきりとした経歴書にすることができる。

自己PR文を加えた形式

 実務経験が浅くてアピールすべきキャリアがないという人は、キャリアに代わるものをアピールする。具体的には、潜在的能力やまじめさ、研修で学んだこと、経験を通して学んだことなどだ。

 たとえ社会人としては1〜2年程度のキャリアしかなくても、ビジネスマナーなどの一般研修、業務に必要な実務研修・教育まで一通りの基礎が身に付いているといないとでは、会社にとっては教育コストに大きな差がある。さらに、実務を通じてしっかりとした仕事観を持っていることをアピールすれば、面接する側はかなり食指を動かされるはずだ。

 加えて、「自己PR」の項を設けて、入社後の意欲をアピールし、大学で仕事に直結する科目を学んだことがあれば、それを基礎知識として訴えるのもいい。

<関連コンテンツ>|退職願の書き方