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ランキング資格ランキング2016

第5回 取得したい資格ランキング

第5回 取得したい資格ランキング

世の中には様々な資格や検定が存在します。取得したい資格や合格したい検定が明確になっている人でも、キャリアアップや人事評価の対象になるのか、他人がどんな資格を取得しているのか、転職が有利になる検定はあるのかなども、少なからず気になるところ。

そこで、20~40代のビジネスパーソンを対象にアンケート調査を行い、「保有資格の満足度ランキング」「お役立ち資格ランキング」「取得したい資格ランキング」の3つに分類して、さまざまな角度からランキングを作成しました。また費用や評価など、資格を取得するうえでの気になる実情も公開します。資格の取得や検定の受験を検討している人もそうでない人も、今後の参考材料にしてください。

※掲載内容は「日経キャリアマガジン 資格・スキルランキング2016」(2016年1月12日発行)の記事を引用および一部を編集したものであり、結果は日経HR(日経キャリアマガジン)と日本経済新聞社が2015年11月に共同で実施したビジネス系資格調査を基に作成

第5回取得したい資格ランキング

総合中小企業診断士に幅広い支持、
「宅建」も根強い人気

順位 資格名 合計
中小企業診断士
16.0
TOEIC® テスト(C レベル、470~730点未満)
15.4
TOEIC® テスト(B レベル、730~860点未満)
14.8
4 TOEFL® テスト
14.0
5 宅地建物取引士
12.5
6 日商簿記検定2級
5.3
7 日商簿記検定3級
5.2
8 TOEIC® テスト(A レベル、860点以上)
4.9
9 TOEIC® テスト(D レベル以下、470点未満)
4.5
10 ビジネス実務法務検定® 準1級、2級
4.4
業種・職種を問わず英語力に高い関心

 ここでは、「(今後)勉強したい、勉強を始めている資格」を挙げてもらい、集計した。具体的には、「新たに資格取得を目指して勉強したいと考える分野がある」と答えた人数全体に対し、「その資格を挙げた人数」が占める割合を個々の資格ごとに算出。そのポイントが高い順にランキング化した。ビジネスパーソンが今欲しいと感じているスキルが分かる。

 総合ランキングの1位は「中小企業診断士」となった。試験の合格率は1次・2次ともに2割前後とあって「気軽にチャレンジ」というわけにはいかないが、経営について幅広く学ぶことができるため、取得すれば業界を選ばず活躍の場を広げられるだろう。

 「TOEICテスト」は総合2位にCレベル、3位にBレベルがランクインした。日常会話レベルは最低限押さえ、キャリアアップや転職において武器にすることを考えると「800点前後を取っておきたい」といったところが平均的な実感なのかもしれない。「Aレベル」「Dレベル以下」も10位以内に入った。業種・職種によって求められるレベルは異なるが、英語力への関心は高い。

 「日商簿記検定」も、2級が6位、3級が7位にランクインした。財務・経理関連データの読み取りはビジネスパーソンの基本スキルであり、幅広い関心を集めている。金融系定番の「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定」の3級は、個人の資産計画などにも役立てられる基礎レベルで挑戦しやすい。

属性別も参考に需要の広がりをチェック

 気になる資格のニーズの広がりを分析する材料として「業界別」「職種別」「年代別」のランキングも参考になる。例えば、総合5位になった「宅地建物取引士」は毎年、20万人近くが受験し、「マンモス資格」ともいわれる。安定した人気を誇っている要因の1つは、不動産・建築業界に限らずさまざまな業界で、汎用性のある知識が学べることにある。
 年代別で見ると、40代では難関の「行政書士」がランクインするなど、スペシャリスト志向が高まっている。