ビジネスパーソンのキャリアアップ・転職について考えるニュース・コラムサイト

ここが知りたい面接対策

上位職に必要なマネジメント能力をアピールするコツは?

上位職に必要なマネジメント能力をアピールするコツは?

面接に通る自己PR

上位職に必要なマネジメント能力をアピールするコツは?

 「30代になるとマネジメントスキルが求められる」と聞きます。どうしたらうまくアピールできるでしょうか?

チームを率いて挙げた成果を具体的に語りましょう
 昨今の採用側が求めているのは、プレイヤーとしても優秀でありながら、チームを率いて目標を達成する能力、すなわちマネジメント能力を持った人材です。このマネジメント能力をアピールするには、過去の実績を具体的に語ることです。それは、任されていたチームが経理であっても営業であっても同じです。どのようなチームを率いてどんな目標を達成してきたか、そこに自分がどう貢献したのか、面接官がリアリティを持ってイメージできるように話をします。

 わかりやすく整理すると、どの部署で、どのぐらいの期間、どんな人を、何人ぐらい、どういう目標を持って、どのようにマネジメントしたか。それぞれを具体的に、できれば数字を交えて説明するとよいでしょう。例えば、次のような答え方が考えられます。

 「営業2部の1課の課長として5年間、20代の男女10人を、年間の売上目標3億円の達成に向けて、KPI管理、プロセス管理を中心に行ってきました。年間平均4億2000万円の売り上げで、平均達成率140%を達成しました。担当した部署は主力の○○以外の、新規開拓営業をミッションとした部門であり、全社売上30億円のなかで、およそ10%のシェアを担う部門でした」

 ここまで説明すると、面接官も、どの程度のマネジメント業務を任せることができるか、判断できるというわけです。

「面倒見がよい」はアピールにならない
求職者のなかには、マネジメント力をアピールするさい、「部下の面倒見がよい」「悩み相談にも乗り、離職者を出さなかった」などと話をする方がいます。大切でないとはいいませんが、それはマネジャーの職務のごく一部にすぎません。マネジャーに最も求められるのは、チームを率いて、会社から期待されている成果を挙げられるかどうか。それにも関わらず、「部下の面倒見がよい」とアピールするのは、「マネジャーという職務を理解していない」「まだマネジメント能力を試されたことがない」と解釈されても文句は言えません。

【 回答者プロフィール 】

比嘉昭彦氏
比嘉 昭彦(ひが・あきひこ)氏
東京海上日動キャリアサービス
キャリアクリエーション事業部

大学卒業後、人材派遣会社を経て、東京海上日動キャリアサービスへ。13年間にわたり人材サービスに関わってきた経験から、30歳前後までの若手を対象にした人材紹介において実績をあげている。