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ここが知りたい面接対策

メーカーからコンサルタント会社へ転職したい。可能ですか?

メーカーからコンサルタント会社へ転職したい。可能ですか?

製造エンジニア向け

メーカーからコンサルタント会社へ転職したい。可能ですか?

 製造業でキャリアを積んできました。業界知識を生かしてコンサルタントに転職したいのですが、可能でしょうか?

可能です。課題発見・課題解決の実績があると、なお良い

 結論からいうと、メーカーからコンサル会社への転職は可能です。事例も少なくありません。たとえば、情報システムでキャリアを作ってきた人が転職して製造業向けのITコンサルタントになる。財務会計を担当してきた人が財務コンサルタントになる。経営企画を担当してきた人が戦略コンサルタントになる。こういったケースです。職種は変わるにしても業界知識が生かせる職種であり、あり得ないことではありません。

 ただし、ある企業に特有の知識があるだけだと、転職は難しくなります。業界全体に汎用的に使えるものでなければ、業界的な知識とは言えません。自分の知識は業界標準として使えるものかどうか、そこを確認しておく必要があります。

  コンサルティングそのもののスキルについては、特に20代から30歳前後の若い求職者であれば、コンサルタントとしての素養をアピールすることで、転職に成功することがあります。ただ、40代以上のベテランの求職者になりますと、できれば「メーカーにいながら、課題発見、課題解決といったコンサル的な能力を磨いてきた」という実績が欲しいところです。逆にいえば、そこさえ面接官が納得するような説明ができれば、40代であっても、メーカーからコンサルへの転職は十分に可能です。

事業会社で養えるコンサルスキル

 コンサルティング会社でなくとも、コンサルスキルが養える場面というのはあります。要は、自分の会社が抱える課題についてしっかり現状分析・課題把握・問題解決をしていくということです。たとえば「製造会社の中で情報システム部門に所属し、社内SEとして技術で貢献してきました」だけでは、SEとしては優秀かもしれませんが、コンサルとしてアピールできません。

 しかし「社内SEという枠にとらわれず、自ら課題を発見し、周囲を巻き込みながら解決していった」といった経験があるとしたら、それはコンサル業務そのもの。コンサル会社においても転用できる能力として、十分にアピールできます。

【 回答者プロフィール 】

田中真路 氏
比嘉 昭彦(ひが・あきひこ)氏
東京海上日動キャリアサービス
キャリアクリエーション事業部

大学卒業後、人材派遣会社を経て、東京海上日動キャリアサービスへ。13年間にわたり人材サービスに関わってきた経験から、30歳前後までの若手を対象にした人材紹介において実績をあげている。