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海外に住む夫の転職活動を手伝いたい

海外に住む夫の転職活動を手伝いたい

転職全般

海外に住む夫の転職活動を手伝いたい

 私の夫は外国人で、現在は海外に住んでおり、私は日本に住んでいます。もうすぐ夫が日本に来て一緒に暮らす予定のため、夫が日本に来る前に日本での転職活動を手伝いたいと思っていますが、どのような方法があるでしょうか。夫は英語と日本語が話せる技術者です。

海外在住者のケースには限界があります

 海外にいるご主人のために仕事探しのお手伝いをしたいということですね。うまく進むといいですね。まず頭に入れておいてほしいのは、企業の面接は、通常、対面式で行われます。ですから面接期間中は日本に滞在していなければなりません。例外として、ご主人が転職を希望する企業から書類選考の時点で優秀な人材と認められれば、一次面接は、スカイプなどでの対話で行われる可能性もあります。それでも、その後の面接は直接お会いする方式がとられるでしょう。ですからご主人は、帰国して活動する期間を必要とします。

 それと、もうひとつ大切なことは、海外に住むご主人は、日本での就労ビザを取得していない場合、転職サイトに登録できないと思われます。というのは、国内の就職サイトは日本在住者に限るという条件を設定しているところが多いからです。ただし、外資系企業で本拠地が海外にある場合は、海外での面接の可能性もあります。しかし、そのケースはとても少ないのが現実です。

 最近では、アジア市場が成長して拡大しているため、各国で活躍できる人材を企業が求めています。特にインド、ベトナム、タイ、インドネシア、中国などでは、語学ができて工場などの生産管理ができるエンジニアは、引く手あまたです。こうした企業の採用ルールや求人の動きをご主人に伝え、本格的な活動は来日してからと考えたほうがよいでしょう。

企業選びでミスをしがちな20代

 最近は、転職市場が活況を呈しています。2008年秋のリーマンショック後、世界的な景気後退で企業の求人意欲は減退しましたが、最近ではどの業界も採用意欲が高くなってきており、リーマンショック前に近い様相になってきていると思います。

 こうした中で、20代の方たちは、あまり先のことを考えずに、人材紹介会社に登録もせず、自分で見つけた企業に安易に転職し、失敗するケースが目に付きます。将来、後悔しないためにも、転職相談に乗ってくれる複数の人脈をしっかり築いておくことが大切でしょう。

【 回答者プロフィール 】

松成 尚子 氏
松成 尚子 (まつなり・なおこ)氏
アデコ株式会社
キャリアコンサルティング部人材紹介担当

大学卒業後、アデコに入社。当初の5年間は、第二新卒専門の部署にて求人紹介やカウンセリングを行う。その後、製造業中心のコンサルタントとして、営業・購買・生産管理・貿易事務など幅広い職種を担当。