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ここが知りたい面接対策

「海外での転職を考えています。心構えとして気をつけるところは?

「海外での転職を考えています。心構えとして気をつけるところは?

面接前にすべきこと

「海外での転職を考えています。心構えとして気をつけるところは?

 海外旅行が好きで何度かアジアの地域を訪れています。海外で仕事ができたらと考えています。アドバイスをお願いします。

各国の商習慣や国民性の違いを知ることが大切です

 まず一つに、日本と比較すると転職活動期間は長くなるケースがあるというところです。 なぜならば、国をまたぐプロセスとなるからです。また、各国の商習慣・国民性の違いもあります。

場合によっては、書類選考で求人を出している企業から、返事が返ってこないことがあります。1カ月も返事がこない場合は、次の応募先を探すことも検討された方が良いと思います。

面接の回数についても同様に、多い場合は4〜5回、少ない場合は1〜2回の場合もあります。面接は、早い段階では電話・ビデオ会議などで行われることが多く、最終面接では、採用決裁者が日本へ出張して行う場合もあります。また、管理職や役員を採用する場合は企業側が旅費を負担する場合もありますが、対面式の面接が行われることが多いでしょう。

次に、アジア各国への転職ですが、20代〜30代の転職では日本の平均額より給与が低くなるために、モチベーションに影響する場面があるかもしれません。これは各国の給与水準に準拠する為です。一方、企業の需要にマッチする経験、スキルを持っている場合は日本の給与水準以上の報酬を得られる方々も近年では増えています。その他、契約方法が正規社員ではなく1年ごとに更新する契約社員での求人も多いので、確認が必要でしょう。

いずれにせよ自分なりにしっかりとした将来へのビジョンやモチベーションを持っていないと、現地で仕事を続けることは厳しいと思います。一方、海外での就労経験を持つ人材に対する企業の評価は高まっているので、海外で何年か就労した後に日本へ帰国して管理職やスペシャリストを目指すなど、キャリアビジョンを自分なりに描いてチャレンジすることをお勧めします。

求められる英語レベルは2つのみ

 海外で欠かせない語学レベルは、「ネイティブ」レベルか、「ビジネス」レベルか、この2つのレベルで判断されることが多いと思います。

ですから、ご自身の英語レベルがこのレベルに到達していることを証明しなければなりません。レジュメ上で重要な判断基準となるTOEICやTOEFLと、実際のビジネスで英語を使用してきた経験が大変重要です。TOEICに関しては、スピーキングテストがなく、問題がパターン化しているため、テストに慣れると得点を挙げやすいといわれています。スピーキングテストがあるTOEFLは、検定料金が高いという問題はありますが、いずれにしろ、語学修得のために日々の努力は欠かせません。

【 回答者プロフィール 】

望月博文氏/ララ ポルシュンクラ氏
望月博文氏(左)/ララ ポルシュンクラ氏(右)
マンパワー・ジャパン 望月博文氏:執行役員 人材紹介本部長 兼 障がい者支援センター長。2008年に入社。
ララ ポルシュンクラ氏:ボーダーレス・タレント・ソリューションズ コンサルタント。フィリピンから日本の大学院へ留学後、2011年に同社入社。