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ここが知りたい面接対策

内定が出てから、どれぐらいまで返事を待ってくれるか?

内定が出てから、どれぐらいまで返事を待ってくれるか?

転職全般

内定が出てから、どれぐらいまで返事を待ってくれるか?

 複数の会社に応募しています。早めに第一志望の会社が決まればよいのですが、そうではない場合、内定が出てから、どれぐらいの期間まで返事を保留できるのでしょうか?

先に決まりそうなのは、志望度ではやや落ちるA社です。第一志望の会社は、順調にいっても3週間後に結果が出ます。ただ、別のB社も職種や年収の面でひかれており、結果を待ちたいと思っています。

複数応募では結果が出るタイミングを合わせる

 外資系の企業では、オファーレター(内定通知)の中に返答する期日が決められて記されているケースが多いです。通常、内定後に入社を決めるまでの期間は1週間〜10日間です。そこで大切なのは、それぞれの面接日程を調整することで、最終結果が出るタイミングをなるべく合わせることです。

内定が出てから、回答期限をさらに遅らせることは難しい場合も多く、企業に与える印象やリスクの点からも避けたほうが賢明です。当社の登録者のケースでは、コンサルタントとの面談時に必ず他社への応募状況をお聞きします。

面接日程を調整する上で気をつけなければならないのは、複数の紹介会社を利用している場合やご自身でも直接応募している場合です。1社の紹介会社を通じて複数の企業へ応募したときは、担当コンサルタントがすべて把握しているはずなのでスムーズな調整が可能かと思います。しかし、複数の紹介会社を通していたり、自身で直接応募したりしている状況で面接が同時に進行すると、複雑な連絡網により、調整が難しくなるケースがあります。

当社では、候補者が別案件で面接プロセスが先に進んでいる場合、こちらのプロセスを少しでも早く進められるよう、企業の採用担当者へタイミング調整の相談をしています。

このように複数応募の場合は、面接日程を調整することで、最終結果が出るタイミングを合わせましょう。さらに応募しているポジションに優先順位をつけ、一番興味があるポジションのプロセスを基準に調整できれば、ご自身の思いが遂げられるかもしれません。また担当のコンサルタントにはほかの面接の進行状況を早めに相談すると、スムーズにお手伝いができると思います。

注目の職種はEHS(環境・健康・安全)担当者

 EHS担当者の求人が増えています。EHSとは企業内で広がる安全に過ごせる環境を保証するための活動のことで、Environment(環境)、Health(健康)、Safety(安全)の頭文字をとったものです。

工場排水、産業廃棄物、温暖化対策、二酸化炭素の抑制など、現在多くの企業で環境に配慮した取り組みに力を入れています。特に2011年から政府は環境税導入を決めており、各社は専門家を招き、工場などの管理を強化して、準備を急いでいます。この分野の専門家は、国内でも少なく今後も注目される職種になるでしょう。

【 回答者プロフィール 】

前田 智子氏
前田 智子(まえだ・さとこ)氏
ロバート・ウォルターズ・ジャパン
コンサルタント サプライチェーン担当

2001年大学卒業後、米国カリフォルニア州にある日系企業に5年間勤務。2007年に帰国後、ロバート・ウォルターズ・ジャパン入社。.