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いつも求人している企業はどうなのか?

いつも求人している企業はどうなのか?

聞きにくい質問の切り出し方

いつも求人している企業はどうなのか?

 ある会社に応募するつもりですが、その会社はいつも求人しているような気がします。大丈夫でしょうか?

 転職活動で、いつも人を募集している会社の名前が目に付きます。こうした会社は、人が絶えず辞めているから募集していると思います。

耳の痛い聞き方を避ける

 この質問には、「そのとおりです」とお答えできるでしょう。住宅販売や保険の営業職、今は募集がなくなりましたが、先物取引、消費者金融などの業界は、辞める人が多いことから、人材募集がよく目に付きました。

 ただし、いつも募集しているから、その会社はどうなのかと考えるのは早計です。ここで注意点をいくつか挙げます。例えば、楽天という会社は、最近、人材募集が目立ちますね。そのため楽天は人材が定着せずに、すぐ辞める社員が多い会社ではないと一瞬、勘違いしやすいです。しかし、速いスピードで成長する会社は、積極的に人材採用をしないと追いつかないため転職サイトでは常連さんになるのです。

 面接でこのような質問をしたいときには、こう話したらいかがでしょうか。「最近1年間で入社する人は何人だったでしょうか。また、辞める人は何人でしょうか」。辞める人が多ければ、人材は定着しない会社だと判断できるでしょう。

 間違っても、「御社はいつも求人をしているようですが、人材の定着率はどうなのでしょうか」とストレートに聞かないことです。定着率の高い会社にとっては、失礼な質問になりますし、定着率がそれほど高くない会社にとっても、耳の痛い質問になるでしょう。

SEの職種は例外と考える

 システムエンジニア(SE)の会社は、概して人材の定着率は高くありません。しかしそれは、問題にしなくてもよいでしょう。SEの業界は、常に高い技術を持つ人材が求められています。高い年収や職種へのこだわりから、技術者たちの中では、転職が当たり前と考えられているからです。転職が多いから悪いわけでなく、これは業界全体の特徴といえるので他業界とは比較にならないと思います。

【 回答者プロフィール 】

三村 朋成氏
三村 朋成(みむら・ともなり)氏
セールスマーケティング 人材紹介部 部長 コンサルタント

2000年に大学卒業後、通信事業会社、人材紹介会社の起業などを経て2007年にセールスマーケティングに入社。