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ここが知りたい面接対策

営業のノルマについてはどのように聞けばいい?

営業のノルマについてはどのように聞けばいい?

聞きにくい質問の切り出し方

営業のノルマについてはどのように聞けばいい?

 営業職を希望していますが、ノルマがどれぐらいあるのか気になります。入ってから「しまった」と思わないように、事前に確認する方法はありますか。

大枠の数値目標から個人目標へと質問攻めに

 「ノルマがあるとは知らなかった」「ノルマがきつすぎた」といって、せっかく入った会社を辞めるケースは実際にあります。だからといって、面接の最中に「ノルマはありますか」とはなかなか聞けませんよね。

 基本的なテクニックは、大枠から小さい枠へ質問を重ねていくことです。例えば営業ならば、会社全体で来期どれぐらいの売り上げや利益を目標としているかを確認します。続いて営業関連の部署がいくつあるか。その頭割りで一部署がどれぐらいを期待されているかが分かります。さらに部、課、個人へと落とし込んで行けば、一人当たりの営業目標を聞くことができます。ここまで細かく確認し続けなくても、求人部署の目標額と部署の人数だけ聞けば、個人の売り上げ目標を推測することはできるはずです。

 こういった質問攻めは、面接担当者に対する「やる気」のアピールにもつながります。またこちらの質問に明確に答えなられないようなら、逆にその会社の営業方針には後ろ暗いところがあるのではないかと察することもできます。人材採用面からみた「良い会社」は数値目標が明確になっており、妥当な数字を掲げています。「良い会社」を見抜く方法にもなるので、試してみてはいかがでしょうか。

「よろしくない」エージェントを見極めるには?

 こういう業界にいると、信頼できないなと思うエージェント会社のうわさもよく聞きます。その見極めのひとつのポイントは、個人情報管理の仕方でしょう。悪いところでは、勝手に個人の履歴書を他社に横流ししたりすることもあるのですが、信頼できるエージェントは、クライアントに対してきちんと事前に個人情報保護の文面を読み上げて説明し、会社の姿勢を明確に示します。外資系のヘッドハンティング会社のようにその説明資料にきちんとサインをさせ、説明資料を相互で保管するところもあります。今のご時世では当たり前なのですが、こういったことを当たり前にできないエージェントは、疑ってかかったほうがいいかもしれません。

【 回答者プロフィール 】

並木 哲彦
並木 哲彦(なみき・てつひこ)氏
オーエンス 代表取締役社長

大学卒業後、大手都市銀行に勤務。法人の新規開拓などを手がける。その後、コンサルティング会社の取締役を経て、同社を設立。金融、不動産を中心としたコンサルタントとして活躍している。