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ここが知りたい面接対策

自分の短所を聞かれたら、どこまで話せばいい?

自分の短所を聞かれたら、どこまで話せばいい?

返答に困る質問への切り返し方

自分の短所を聞かれたら、どこまで話せばいい?

 長所と短所を聞かれて素直に答えたら、面接担当者に渋い顔をされた経験があります。正直すぎるのは良くないと分かっていますが、具体的にどうすればいいのでしょうか?

正直過ぎてもマイナスになるだけです

  非常に当たり前の言い方ですが、面接では自分のマイナス要素となることは一切口にするな。これが鉄則です。たとえば「私は優柔不断です」と言うと、「この人は正直だな」と面接官は内心思うかもしれませんが、場や状況に応じた発言をできないと見られるかもしれません。ある種、面接は採用されるためのセレモニーみたいなものです。「ホントかよ」と思うことでも、言っておくことが大切です。

 そのための準備として大切なことは、短所などマイナス面の言い換えをきちんと用意しておくこと。前述の「優柔不断」→「慎重」とか、「短気」→「行動的」とか、想定できるマイナス面は、言い換えの言葉を考えておくべきでしょう。ただし絶対にウソを言ってはいけません。ウソは、あとからばれたときに痛い目に合いますから。

 エージェントを使う利点のひとつに、面接指導があります。すべてのエージェントが行っているわけではありませんが、エージェントは過去の面接者からどういった質問をされたのか情報を集め、その会社の面接対策データを持っています。こうしたエージェントによる模擬面接は、本番と大きな差はなく、練習として有効だと思います。

 面接で重要なことは、ウソのない範囲で自分を飾ること。あまり素を出し過ぎてもいい結果には結びつきません。

外資系企業をこっそり受けることはできない?

  外資系企業には「リファレンスコール」「リファレンスペーパー」というものがあります。これは、勤めている(いた)会社の誰に聞けば、あなたのことが分かるのかということを確認するもので、人事担当者や直属の上司などの名前を書かせ、外資系企業がその会社に確認の電話をしたりする方法です。日本では考えにくいですが、外資系企業の採用では半ば常識となっています。

【 回答者プロフィール 】

田中 弘人氏
田中 弘人(たなか・ひろと)氏
岡三ビジネスサービス
人材事業部 シニアコンサルタント

大学卒業後、日系大手証券会社に就職し、営業、調査、商品企画などの部署を経験。その後、不動産会社の財務部長を経て現職。自身のキャリアを踏まえた金融、不動産関連のコンサルティングに強い。