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世界規模で景気が落ち込んでいるなか、外資系の金融業界への転職は難しくなっているのでしょうか?

世界規模で景気が落ち込んでいるなか、外資系の金融業界への転職は難しくなっているのでしょうか?

転職全般

世界規模で景気が落ち込んでいるなか、外資系の金融業界への転職は難しくなっているのでしょうか?

 リーマンショックによって、全世界の国々が打撃を受け、経済の閉塞感が漂っています。外資系企業、特に金融業界への転職はかなり難しいのでしょうか?

買い手市場の今、他業界から外資系金融業界への転職はハードルが高い

 昨年は金融不況の影響を受け、外資系企業も採用が冷え込んだものの、今年は昨年と比べて若干持ち直しつつあります。特に日本では就職氷河期があったことから社会人経験5〜10年の、いわゆる次のリーダーとなりうる中堅どころは人材不足となり、ニーズが高くなってきています。

 とはいえ、一部の外資系企業では事業縮小や業務の海外移転があり、優秀な人でも失職して人材があふれたことにより、全体的にはやはり買い手市場は続いています。業界経験者でさえ転職は難しい状況が続いていますので、自然とハードルは上がってしまっています。

 そういった方たちにとっても厳しい転職事情ですから、語学に長けていることはもちろん、募集要項に合った経験やスキル、意欲を持ち合わせていないと、転職はかなり厳しいでしょう。リーマンショック以前のように売り手市場になっている時期ですと、業界未経験者や異なった職種からの転向というケースもありましたが、今は残念ながら即戦力になると判断されない限り、転職は難しいと思います。

外資系企業は日本より給料が高い?

 外資系企業は年功序列が通用しない環境ですので、役職や報酬は個人の持っている能力で決まります。だから、若いのにかなりの要職に就いている場合もあります。外資系企業は給料が高いと思われがちですが、それは責任の重さに対する報酬の額だということです。
 日本でももはや年功序列は崩壊しつつありますが、まだ外資系ほどではありません。外資系企業は実力だけがすべてですから、面接では自分の持っている能力を的確にアピールし、どれだけ会社に貢献できるかを強く印象づけることが大切です。

【 回答者プロフィール 】

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足達 真理子(あだち・まりこ)氏
ロバート・ウォルターズ・ジャパン コンサルタント

MBA取得後、海外勤務を経て2006年に入社。以来金融部門のオペレーションチームに所属し、取り扱う職種はミドルからバックオフィスまでのポジション。紹介案件は日系および外資系企業の中小企業から大手グローバル企業までさまざま。