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資格、検定で転職に有効なものは?

資格、検定で転職に有効なものは?

面接にすべきこと

資格、検定で転職に有効なものは?

 不況時の転職活動を有利に進めるために、資格を取得しようかと思っています。いま、取得しておくといいお勧めの資格があれば、教えてください。

実務経験がある分野の資格取得を心掛ける

 まず、はっきりさせなければならないのは、資格を取得することはお勧めしますが、転職に特別に有利になることはない、ということです。

 すでに実務経験を積んでいる人材が、自分の実力を証明するものとして資格を取る、これは有効です。しかし、わざわざ転職のために資格を取る必要はありません。企業側が求めているのは、資格ではなく、実務経験です。資格があろうとなかろうと、その業務を任せられる人材なら採用するでしょう。

 したがって、十分な実務経験がある人がわざわざ転職するために資格を取る必要はない。また未経験の分野について資格を持っていても特別評価されることはない。これが現状なのです。

 「資格が自分の実力を証明してくれるのなら、転職だって有利に進められるのでは」と考える方がいるかもしれません。ですが、その実力が確かに備わっているのであれば、職務経歴書からくみ取ってもらえるでしょう。繰り返しますが、資格を取ることは有効です。しかし、こと転職活動において採用側はそこまで求めていないのです。

「結婚」「子どもがいる」はハンデになるか?

 資格とは逆に「転職活動において不利になるもの」と考えられているのが、「結婚している」「子どもがいる」。しかしこれも答えは明確です。採用側が未婚・既婚、子どもの有無を気にするとしたら、それは「長く働いてくれるかどうか」「即戦力として業務遂行できるのか」が心配だから。男性であれ女性であれ、「正直、長く働くつもりはない」「そこまで求められても無理かも」が本音なら、ハンデになります。責任範囲の狭い仕事にしか就けないのが現実でしょう。しかし長く働く気持ちがあり、それだけの用意があるのなら、まったくハンデにはなりません。

【 回答者プロフィール 】

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小塚 康司(こづか・こうじ)氏
リーベル 取締役

独立系人事コンサルティング会社にて、大手流通業向けの従業員教育・モチベーションコンサルティング業務を経験。その後、大手ユーザー系システムインテグレーター、大手人材紹介会社を経て、リーベルへ参画。