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ここが知りたい面接対策

「失敗体験」を聞かれるのはなぜか?

「失敗体験」を聞かれるのはなぜか?

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「失敗体験」を聞かれるのはなぜか?

 「成功体験」ならまだ分かるのですが、「失敗体験」を聞かせてほしいと面接で言われることがあります。もちろん失敗は数々ありますが、面接担当者が本当に知りたいことは何なのでしょうか?

「失敗をどう乗り越えるか」を見るため

 まず確認しておきたいのは、面接担当者は「失敗そのものを知りたいわけではない」ということです。むしろ、知りたいのは失敗の後の話なのです。

 誰しも失敗は経験します。しかし、その時何を考え、どんなアクションを起こし、どう乗り越えたのか。そこに,人それぞれの実力が表れるもの。つまり面接担当者は、ある問題が起こったときの行動特性や問題解決能力を失敗というキーワードから探ろうとしているのです。

 ですから、話すのは「失敗体験を用いた自己アピール」であるべきです。例えば「スケジュールが大幅に遅れた」「上司を頼ることになったが、作業効率化のノウハウを吸収できた」「その結果、クライアントの信頼を取り戻した」。こんなふうに答えてみましょう。

 さらにいえば、ビジネス上の「チャレンジしたが失敗した」例を出せるとベター。業務における積極性をアピールできます。逆に避けたいのは、「法律に抵触した」「コンプライアンス上不適切な行いをした」といったもの。これは、誰もが経験する失敗だといって見過ごされません。

短所も自己アピールの素材になる

 「あなたの短所は?」という質問をしてくる面接担当者もいます。失敗体験を話すときと同様に、事実だけを伝えても意味がありません。

 話すべきなのは、短所をどう認識して、仕事に支障がないよう努力しているのか。例えば、営業職としては時にマイナス要素となる「引っ込み思案」は、「慎重である」とも言い換えられます。

 「私はきちんと準備をしてから動くタイプです」「顧客に対して誠実に対応するため信頼をしていただき、付き合いが長く続く営業スタイルです」。こんなふうに話せば、短所も自己アピールの材料として使うことができます。

【 回答者プロフィール 】

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渡部 真哉(わたなべ・しんや)氏
ディスコ キャリアエージェント部

大学卒業後、専門商社にて営業を経験。その後転職活動をする中で人材業界に触れ、興味を持つように。2002年にディスコ入社、金融業界の他、コンサルティングファーム、管理部門など幅広い方のサポートをしている。