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ここが知りたい面接対策

「何か質問はありませんか」の意図は?

「何か質問はありませんか」の意図は?

返答に困る質問への切り返し方

「何か質問はありませんか」の意図は?

「何か質問はありませんか?」と面接担当者から質問をうながされることがあります。特に質問がない場合もあるのですが、そんな時はどうするべきなのでしょうか。私はいつも「詳しくご説明いただいたので、質問はございません」などと、答えています。

志望度の強さを探ろうとしている

 「質問はありませんか?」は、転職希望者の熱意の強さを探る言葉だと考えてください。熱意があるなら、それだけ知りたいことも多いはず。特に質問はない、ということはありえません。
 
 最近は、景気の減退感が影響しているのか、企業側は「他でもなく、なぜ当社に入社したいのか」にこだわる傾向があります。少ない求人に、たくさん優秀な人材が集まっている状況下で、採用不採用の決め手になるのは「熱意」というわけです。
 
 この質問をすれば採用される、といったアドバイスはできません。しかし、これまで何をしてきたのか、何を身に付けたのか、具体的にどこにギャップがあるのか、転職して何がしたいのかといった自己分析が済んでいるのなら、例えばこんな質問ができるはずです。

 「いま自分はこんな不満を抱えている」「それは自分のビジョンとギャップがある」「御社ではこのギャップは解消されるのかどうか」。自分が思い描いている転職ができるのかどうか確認するための質問です。キャリアビジョンが明確であることを改めてアピールする効果も期待できます。

不景気でより重要になる「自己分析」

 景気が減退し、求人数が抑えられる状況下、採用側からの要望がより絞られているように感じます。業務知識、マネジメント、経験年数、すべての条件が満たされていないと、内定に結びつかないのです。
 
 反面、異職種間、異業種間の転職など、積極的な転職が難しくなっています。これまで何をしてきたのか、何を身に付けたのか、こうした自己分析の重要性が高まっていると言えるでしょう。

【 回答者プロフィール 】

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碣石 浩二(たていし・こうじ)氏
テクノブレーン キャリアコンサルタント

大学卒業後、教育出版社を経て、物流会社へ。マネジャーとして「モノ・カネ・ヒト」の管理を5年経験。その後テクノブレーンに転職、以来IT系職種の人材紹介を担当する。