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ここが知りたい面接対策

「成功体験を話してください」と質問されたら

「成功体験を話してください」と質問されたら

面接に通る自己PR

「成功体験を話してください」と質問されたら

面接中に「あなたの成功体験を話してください」と問われることがあります。まだキャリアが浅く、大きな成功を手にしていない私は、いつも返答に困ってしまいます。何を話すべきなのか、アドバイスをお願いします。

そこから何を学んだかを語る。「成功」にこだわる必要なし

 まずお伝えしたいのは、成功したかどうかにこだわる必要はない、ということです。話すべきなのは、あなたが出来事にどうかかわったのか。また、その経験から何を学んだのかです。

 あるプロジェクトについて話すケースを想定してみます。


  まずは、プロジェクトの全体像を説明します。そして、プロジェクトの規模、目的、顧客が抱えていた課題、その解消方法。初めて話を聞く相手であっても、ありありとイメージできるよう配慮します。


 その後,自分がどういうポジションでかかわったのか、具体的にどんな業務をしたのか話していきます。苦労したこと、失敗したこと、それらをどうリカバーしたのか、そこから何を学んだのか。その経験をどう今に生かしているのか。職務経歴書には書かれていない話も付け加えましょう。


 こうしたエピソードから、面接担当者はあなたの主体性や問題解決能力などを推測していきます。繰り返しますが、文字通りの「成功」について答える質問ではありません。あなたがそこで何を考え、どう行動し、何を学んだか、面接担当者が知りたいのはそこなのです。

「今にどう生かされているか」まで語りたい

 話があまり長くなるのは避けたいところですが、成功体験を今の仕事にどう生かしているのかまで語ることができるとベターです。


 すると、「何を学んだのか」という話に説得力が生まれます。また、転職後トラブルに見舞われたときにもこんなふうに対処するだろう、と面接側もイメージでき、印象がよくなります。

【 回答者プロフィール 】

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碣石 浩二(たていし・こうじ)氏
テクノブレーン キャリアコンサルタント

大学卒業後、教育出版社を経て、物流会社へ。マネジャーとして「モノ・カネ・ヒト」の管理を5年経験。その後テクノブレーンに転職、以来IT系職種の人材紹介を担当する。