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面接担当者に評価される「企業研究」とは?

面接担当者に評価される「企業研究」とは?

面接にすべきこと

面接担当者に評価される「企業研究」とは?

社内システムエンジニア(SE)希望です。面接では企業研究が大切だと先輩から教わりました。でも、私は職種重視の企業選びをしているので、本音ではどの企業でも構わないのです。こんな私でも、企業研究は必要なのでしょうか?

一歩踏み込んだ企業研究で熱意のアピールを

 大前提として、「この会社に入りたい」という強い意欲が見られない応募者が採用されることはまずありません。その意味では、企業研究を怠る応募者が多いことは大変残念です。

 みなさん、せいぜい会社の公式サイトを斜め読みする程度。企業研究がなぜ大切なのか、気づいていないようです。

 企業研究は「入社したい」という熱意を伝えるために欠かせないもの。例えば、国内トップの電機メーカーに入社したいとしましょう。そのとき、どんなふうに志望動機を説明しますか。

 例えば「グローバルカンパニーだから」「日本を代表する企業だから」でしょうか。だれでも言えることですし、あまりに表層的に過ぎます。「本当にウチに入りたいとは思えない」と評価されるのがオチです。

 企業研究で大切なのは、それが正しいかどうかではなく、しっかりやったかどうかです。「家電量販店で3時間、商品を見比べた」「すると、他社製品と比べてこんなところが優れていた」。こうした具体的で、一歩踏み込んだものが、熱意の表れとして評価されるのです。

面接は「尋問」の場ではない
 「入社したい」という意欲を見せないことには、採用されません。それなのに、応募者の多くは、面接を「尋問」を受ける場のように考えているのではないでしょうか。
 というのも、聞かれたことに、淡々と、ただ答えるだけ。ひどいときは、イエスかノーかで答えるだけ。例えば、「プロジェクトリーダーの経験がありますか」との質問に「はい」と一言ですますように。せっかくの経歴をアピールするチャンスが台無しです。
 面接は応募者にとって、言わば「営業」の場、自分を売り込む場です。入社したいという意欲、企業研究の成果、自分自身を売り込むためのことなら、何でも話しましょう。さもないと「主体性がない」「本気で入社したいとは思えない」と判断されることになります。

【 回答者プロフィール 】

山田 理人(やまだ・りひと)
日経HR キャリアコンサルティング部 上席コンサルタント

大学卒業後、金融機関にて法人営業を2年経験した後中堅転職支援会社にて求人広告営業及び人材紹介に9年間従事。2008年5月より現職。担当はメーカー・IT全般。