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転職者インタビュー

コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング:中川義敬氏

コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング:中川義敬氏
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税理士はサービス業だ。
上京して新天地で自分を磨く

金融
コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング
税理士法人コーポレート・アドバイザーズ

経理アウトソーシング&TAXグループ
中川 義敬(なかがわ・よしたか)氏(29歳)

転職後の収入

 税務、会計、上場準備など幅広い分野において、中小企業、成長企業を支援するコーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング。2009年5月、同社に入社した中川義敬氏は、会計スタッフの一員としてクライアント企業の決算、税務申告などを担当している。

 高校生のころから税理士を目指していた。就職氷河期の真っただ中、大学生が就職に苦労する様子を見聞きし、できれば資格を生かして専門性の高い仕事をしたいと考えていたからだ。大学では4年次から本格的に国家試験対策の勉強に着手。就職活動は一切行わず、Wスクールを続けた。

 卒業後には専門学校に通学する一方、「自分で学費を出すことに意味がある」と思い、アルバイトにも精を出す中、1日12時間の勉強を続けた。その結果、2年間で3科目に合格。「税理士はサービス業。一流のサービスマンたれ」という所長のモットーに引かれ、大阪市内にある会計事務所に入所した。

 「職場環境に恵まれていたこともあり、本当に良い修業をさせていただきました。法人や個人の税務申告業務に従事したのですが、何も分からない状態からのスタートだっただけにいろいろ助けていただきました」

 だが、尊敬していた所長が入所1年4カ月後に急逝。これまでの上司が知人と開設したばかりの、別の会計事務所に移ることになった。「何もないレベルから事務所を立ち上げる経験は、なかなかできるものではない」と判断。初期メンバーの一人として、事務所の広告作成から新規顧客の開拓・フォローなど幅広い業務に従事した。

 「おかげで、一人で30社余りを担当するほどに事務所の規模は拡大できたのですが、その半面、仕事がルーティン化してくるというジレンマを感じ始めました。税理士試験に合格したタイミングも重なり、自分でなければできないという仕事をもっと追及したいと、代表に退所を伝えたのです」

スカウトメールから始まった転職活動

photo現在、社内プロジェクトにも参加し、メンバーと積極的に意見交換を重ねています。日々多くの気付きを得られるのがうれしいですね。

 コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティングの求人案件を紹介してくれたのは、登録していた転職サイトからのスカウトメールであった。募集職種は、会計スタッフ。顧客との信頼関係をベースに、企業を徹底的にフルサポートしていく姿勢は、最初に入所した会計事務所と同一の方針だったが、スケールが違う。「東京にはすごい会社があるものだ。自分の行き場はここしかない」と決断。すぐに上京した。

 「面接を受けに来社した日、採用担当者が受付まで私を迎えてくれただけでなく、中のドアを開けるとスタッフが全員あいさつをしてくれたのです。ささいなことかもしれませんが、一つひとつの動作に最高のサービスを求めてやまないスピリットの一端を感じ取れましたね」

 代表取締役社長の中村亨氏との最終面接では、「なぜ、自らをサービス業と位置づけるのか」「社長が大手監査法人から独立した本当の理由は何か」などを質問。穏やかな口ぶりではあるが、明晰さが凝縮された言葉選びに感銘した。「やはり、ここで間違いない」と。企業側も、中川氏が高い目標達成能力やコミュニケーション力、ベンチャー精神を兼ね備えた人材であることを評価。無事内定が通知された。

 入社後すぐに担当したのは、上場企業の四半期決算。初めての業務であったが、上司からは「やってみろ」の一言。「経験がないとはいえ、助けてもらってばかりでは成長につながらない。まずは、自分で徹底的に考え抜いてみよう」と決めた。最終的には上司の助言を仰いだものの、何とか仕上げることができた。今振り返っても、その達成感は非常に大きなものであったという。

 「とにかくスタッフの心意気が熱いんです。誰もが、会社の方向性を共有しているからでしょう。顧客も成長期にある企業が多く、自分の成長も実感できます」

 最近では、税理士法人コーポレート・アドバイザーズ独自のサイトを構築するために新たに立ち上げられた社内プロジェクトにも参画。代表取締役やさまざまな部門のマネジャーらと一緒に成果の創出を目指し取り組んでいる。

 「次の目標はTAXグループのリーダーになること。その上で、会社そのものを引っ張っていける人材になりたいですね。もちろん、最終的には社長が持つ営業力、求心力、スピード感に匹敵するレベルにまで近づきたいと願っています」

 高校時代に思い描いた税理士合格は、10年余りの歳月を経て達成できた。しかし、それはまだ資格を取得できたというレベルにすぎないことを中川氏自身は理解している。今度挑むのは、「お客様から喜ばれる税理士」となるための長い道のり。その実現に向けて、お客様第一主義、サービスありきを実践できるコーポレート・アドバイザーズ・アカウンティングで働けることに心から満足げだ。「まずは、自分を磨くことからです」と中川氏は笑顔で語った。

[ PROFILE ]

2002年3月関西大学経済学部を卒業。2年間大原簿記専門学校にて税理士試験向けの講座を受講。3科目に合格した時点で、関西にある会計事務所に入所し実務に励む一方、試験勉強を継続。08年12月に全科目をクリア、税理士資格を取得する。09年5月、コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティングに転職。経理アウトソーシング&TAXグループに在籍する。

満足度(5段階評価)

満足度

「顧客から喜ばれる税理士」を目指した転職。その実現に向けて大きく前進できる環境だと実感しています。


転職データ

■応募した社数
3社
■面接に行った社数
3社
■転職にかかった期間
1カ月
■情報はどこから入手
人材紹介会社
■面接でのアピールポイント
常にサービスマインドを持ち続け、自らもさらに成長していきながら、クライアント企業の成長を支援していきたいという熱い思いを強調。