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転職者インタビュー

スカイライト コンサルティング:山下学氏

スカイライト コンサルティング:山下学氏
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顧客志向のコンサルタントとして再スタート。
学びながら自分なりのやり方を確立したい

コンサルティング
スカイライト コンサルティング

山下 学(やました・まなぶ)氏(27歳)
転職後の収入

 「顧客の成功を創造し、顧客と成功体験を共有する」という経営理念のもと、顧客志向を重視したビジネスコンサルティング事業を展開するスカイライト コンサルティング。2006年11月同社に入社した山下学氏は、コンサルタントとしてクライアント企業の営業戦略策定、ECサイトの新サービス立ち上げ、ERP/基幹系システムの導入支援などの案件に参画してきた。

 中学から大学までは学園祭実行委員だった。友人、クラスメートらとプロジェクトを組み、イベントを成功に導く。その達成感がたまらなかった。「打ち上げがある仕事をしたい。顧客から感謝される仕事をしたい」と思い、大学を卒業後、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの3つの機能を有する総合情報サービス会社に入社。ERPパッケージの導入支援に従事した。

 「製薬、製菓会社を顧客とする、サプライチェーン・マネジメント回りを主に担当しました。自分でプログラミングもしましたし、案件によってはチームリーダーとして協力会社を束ねる役割も担っていました」

 新卒で入社してまだ日が浅いにもかかわらず、責任ある仕事を任される。その緊張感が心地良かった。だが、ある日、顧客から衝撃の言葉を受けた。「君の会社にだまされた」

 「ベンダーフリーをうたっていましたが、実質的にはパートナー契約先のERPパッケージの導入ありき。顧客の課題を解決するには他社の製品の方がふさわしいというケースでも、提案できなかったのです。開発を進めていくなかで『その程度の機能しかないなら、最初から頼まなかった』とまで言われてしまいました」

 もちろん、山下氏に問題があったわけではない。プリセールス段階で顧客に製品特性を十分説明しきれていなかったのが原因だ。しかし、あまりにもショックは大きかった。自社の都合ではなく、お客様の側に立ってベストなソリューションを提案し、実現していきたい。その思いが日増しに高まり、まもなく転職活動をスタートした。

顧客と成功を共有する手法に満足

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「一歩ずつ、着実な」成長を目指して、多様な経験を積んでいきたいと思っています。

 「どんな大手でも、SIerが扱える製品、ソリューションには幅がある。それでは顧客にとってベストな解決策は提示できない」と考え、視点をより上流に移し、コンサルティングファームを中心に求人情報をチェックし始めた。その矢先、転職雑誌でスカイライト コンサルティングの求人広告に目が止まった。力強いメッセージに共感し、説明会に参加することを決めた。「大衆車が欲しい顧客に高級輸入車は売らない。コンサルタントは企業の医者であるべきだ」という取締役の言葉に新鮮な響きを感じた。

 「すごい会社があるものだと思いました。ここなら、間違いなく顧客から『ありがとう』といってもらえる仕事ができる。しかも、仕事とプライベートを両立できる環境にある。それもうれしかったですね」。チャレンジする意志が固まった。

 選考プロセスでは論理的な思考力を徹底的に問われた。グループディスカッションでは、提示された課題に対して途中で立場を変えて議論しあう。役員面接でも新しいビジネスのアイデアを掘り下げられる質問が、続々浴びせられた。独特の手法に面食らう場面もあったが、ますます「面白い会社だ」という思いが強くなっていた。

 第二新卒ということもあり、入社後にはコンサルティングの基礎からみっちりと鍛えられた。膨大な企画書の中のたった1枚のスライドを仕上げるのにも、最初は勘所がつかめず苦労した。時には、どこが不完全なのか上司は何も指摘してくれず、「自分で考えてみろ」と突っ返されたことも。

 戦略策定プロジェクト、新規事業立ち上げプロジェクトを経た後、参画することになったのが大手運送会社のERP/基幹系システムの導入支援プロジェクトだ。「といっても、当社ではERPありきではありません。現場の課題をじっくりと聞きだし、必要に応じてERPとしてどのようにその業務を実装するかに留まらず、その業務自体を見直すことも提案しました。そのスタイルは、まさに私が求めていただけに、仕事は思い切り楽しめましたね」。顧客からの評判も上々で、プロジェクトを離れる日には「次にERPを導入する機会があるなら、山下さんとぜひまた一緒にやらせてください」と最高の言葉をかけてもらえたという。

 現在は次のプロジェクトに向けた準備段階。「これからも求められる所に赴き、学びながら、自分なりの仕事のやり方を確立していきたいと考えています。別に偉そうなことを言うわけではありませんが、上司や先輩の手法がすべてではないはずです。自分ならではの方法論を模索していきたいですね」。そう言葉を締めくくった。

[ PROFILE ]

2004年3月一橋大学社会学部を卒業。同年4月総合情報サービス会社に入社し、ERPソリューションの導入支援を担当。2006年11月スカイライト コンサルティングに転職。コンサルタントとして活躍する。

満足度(5段階評価)

満足度

アナリストからスタートして2年半、前職では得られなかったやりがいを感じながら、充実した日々を送っています。


転職データ

■応募した社数
2社
■面接に行った社数
2社
■転職にかかった期間
約2カ月半
■情報はどこから入手
転職雑誌
■面接でのアピールポイント
第二新卒待遇だったので、新しいビジネススキームを立ち上げたいという意欲を強調した。