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識者インタビュー

ビジネスパーソンにチャンス到来!?副業解禁 あなたはどうする?

ビジネスパーソンにチャンス到来!?副業解禁 あなたはどうする?

働き方改革を推し進める政府の後押しもあって、副業を解禁する会社が出始めました。フリーランス成功実現アドバイザーとして、ビジネスパーソンに「副業」で成功する手ほどきをする中山マコトさんに、副業に取り組むときの注意点などを聞きました。

副業解禁は大きなチャンスになる

――副業解禁の動きが広がっています。どう見ていますか。

副業解禁は大企業先行で、中堅・中小含めた全体ではまだまだこれからですが、本業で給料を得ながら堂々と副業ができる、というのは画期的なことといえます。これからの時代、たとえ大手企業であっても安泰というわけにはいきません。そんな世の中を生き抜くには、自分にいかに付加価値を持たせて、汎用性を広げていけるかが大事になります。企業にとって規制緩和が新たなビジネスチャンスを生み出す機会になるように、ビジネスパーソンにとっても副業解禁が自分を一段も二段も引き上げていくための大きなチャンスになるでしょう。

未来に使えるポテンシャル重視もあり

――普通のビジネスパーソンでも副業はできるのでしょうか。

副業を選ぶときに最も大事なことは「本業を抜きに考えてはいけない」ということです。これまで働いてきた中で培った経験や身に付けたスキルを生かすことができる、その延長線上にこそ、取り組むべき副業があると考えてください。「副」とは思わずに本業から独立して起業するぐらいの意欲をもって取り組むことを勧めます。そうでないといざというときの対応ができないのです。

経験やスキルと照らし合わせ、未来に使えるポテンシャル重視で選ぶのも手です。今後の展望を見据え、自分が進みたい方向性が見いだせているならば、その過程で得たものは必ず自分に糧になります。

自分を見直すきっかけにもなる

――どんな仕事を副業にするのがいいのでしょうか。

「自分は何ができるのか」「自分のどのような要素が必要とされるのか」を考え、自分自身の棚卸しをする必要があります。「必要とされること」があるからこそ、対価も支払われるわけです。自分と向き合い、現実的な判断をすると、副業をするのを思いとどまるかもしれません。そのときは「今は副業をするタイミングではない」ととらえ、タイミングがくるまで待ちましょう。副業は自分の可能性を踏まえ、芽になりそうなことを育てていくようなもの。本業以上に成果を上げるには時間も手間もかかります。じっくり構えて臨むぐらいの姿勢が望ましいです。

現状の冷静な見極めも不可欠

――本業と副業のパラレルワーク成功の秘訣は?

本業がある以上、副業は限られた時間の中で完結できるように、副業に時間をどれぐらい費やせるのか、どのタイミングで手が付けられるのかといった計画を立てて取り組む必要があります。もっと言えば、万が一のときに手が打てない(保険がきかない)というのでは困るので、自分で責任を負える範囲内で実現できるようにする必要があります。自己管理ができず、本業に思うように取り組めていない人が、副業を始めてもうまくいくとは思えません。自分が副業に臨める状況にあるのかどうか、しっかりと見極めましょう。

本業を二の次にして副業を優先しようとすると、必ず両方とも失敗します。ましてや「お金ありき」で「儲けよう」という考えは、ばっさり捨ててください。「きちんと収入を得たい」と考えるならば、現在の本業をしっかりやり遂げるのがよりよい選択です。副業はお金儲けの手段ではありません。本業あってこそであり、自分の付加価値を高めるための手段です。そこに対価がついてくると認識しましょう。その点をきちんと理解したうえで、自分にとって体力的にも精神的にも負荷のかからない副業を見つけてください。

フリーランス成功実現アドバイザー
コピープランナー

中山 マコトさん

言葉のチカラを駆使し、ライティングサポート、集客サポート、販売力増強サポートなどを次々と手がける。2001年の独立起業以来、1000人以上の起業を支援。中小企業、個人事業主の“独自化ブランディング”に絶大な手腕を発揮し、言葉の力を駆使した集客の仕組み作りに定評がある。近年はビジネスパーソンが会社にいながら「副業」で成功する手ほどきの指導も好評を博す。

著書に、『「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本』(KADOKAWA)、『フリーで働くと決めたら読む本』(日本経済新聞出版社)、『副業で稼ぐ!と決めたら読む本』(日本実業出版社)など。

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