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イベントレポート

女性リーダーたちに学ぶ、幸せなキャリアの法則 ~女性がキャリアを切り開くために、今学ぶべきこと

女性リーダーたちに学ぶ、幸せなキャリアの法則 ~女性がキャリアを切り開くために、今学ぶべきこと

ワークライフバランスを実現するために
~満点を目指すのではなく、自分の中で折り合いをつける

金澤 子育てと仕事を両立するためのワークライフバランスについて。パートナー選びも大事だと思いますが、夫をイクメンに育てる方法などありますか?

江浪 夫は元々仕事への理解はありました。私が単身赴任で働くことにも賛成してくれましたし、仕事を辞めろと言われたことは一度もありません。お恥ずかしい話ですが、たぶん私のことが大好きなんだと思います(笑)。いつも笑って楽しそうに仕事をしている姿が見られればいいと思ってくれているみたいです。

一木 私は職場結婚ですが、夫が将来イクメンになってくれるかどうかは考えたこともなかったです。反省点としては、夫が手伝ってくれたのに、自分のイメージと違った時に、ダメ出しをしてしまったこと。今は何かを手伝ってくれたときには、きちんと感謝の気持ちを伝えるようにしています。

寺井 転職当時は目の前の仕事で精いっぱいでしたが、たまたま主人と社内で知り合い1カ月で結婚。今、社内結婚を考えている方への限定的なアドバイスになりますが、職場と家庭の顔は全く違います。会社でやっていることを、家庭でも同じようにやるのはなかなか難しいですね。

大嶌 私は家事ではなく子どものお風呂や寝かしつけなどの育児を夫に任せました。去年の4月に私がグループ長に昇進したとき、夫が「グループ長が毎日6時に帰っていたら周りがついてこない。無理をして早く帰ってこなくてもいい」と言ってくれたんです。文句を言うのではなく、感謝を伝え続けたのが良かったのかもしれません。

金澤 理想的なワークライフバランスを実現するには、自分らしく折り合いをつけることも大切です。そのためにどんなことを心がけていますか?

江浪 年代によって優先順位が変わってくるので、そのときに一番大切なことを優先する。私は子育てがひと段落して、これから自分がどう生きていきたいのかというところに時間をかけようと思っています。もちろん仕事も一生懸命やりますが、趣味もたくさん楽しんでいます。

一木 ワークライフバランスに正解はありません。仕事と家庭の両立はきれいごとではないので、両方で満点を目指さない。あとは自分が一番ハッピーになれるバランスがどこなのかを、手探りで見つけていくしかない。幸せ度を最大にするためには、時間ではなく密度が大事です。

大嶌 私は自分の中の優先度として「何かあったら子どもと家庭を取る」と決めています。仕事は代わりがいるし、効率的にやって周りに任せられるように準備をしておくことができますから。もちろん仕事をおろそかにするわけではないですが、家庭が最優先という気持ちを大事にしていきたいです。

寺井 色々と試行錯誤をした結果、無理はしないと決めました。やらなければならないことは毎日増えていきますが、全部パーフェクトにやろうとしないで、できること、できないこと、人に任せられることを振り分ける。自分が心地いいと思えるバランスで仕事、子育て、プライベートをうまく回していけるのが理想です。

今後の目標と実現させたい夢
~輝き続ける女性たちの未来とは?

金澤 では最後に、皆さんの今後の目標や実現させたい夢をお聞かせください。

江浪 目標は、チャレンジする気持ちをずっと持ち続けることです。実は昨年、私にとってはとても手ごわいプロジェクトを1年間やりました。寝ていても夢に数字が出てくるほど大変な仕事でしたが、チャレンジして本当に良かった。会場にいる女性の皆さんも色々なことにチャレンジして、キレイに輝きながら仕事をしてほしいと思います。

一木 多くの人がハッピーになれるのは、選択肢が多くある社会だと思います。例えば、育児休暇の期間はこうあるべきと決めつけるのではなく、たくさんの選択肢の中から自分が幸せになれると思うものを選べる社会が理想です。自分の目標としては、選択肢が少しでも広がり、社会が半歩でも変わるようなきっかけになる仕事をしていきたいです。

大嶌 これまで多くの方に助けてもらいながらここまでやってきました。今後は後輩の女性技術者たちにも管理職を目指してほしいので、その育成に力を入れ、自分がロールモデルになれるようステップアップしていきたいです。個人的には「この人と仕事がしたい」と思ってもらえる技術者を目標としています。

寺井 一緒に働いている仲間や家族から、チームとしても個人としても「ありがとう」と言われる存在で居続けることが目標であり、課題です。そういった場面はなかなかないですが、「ありがとう」と言われるとすごくモチベーションが上がりますし、私も色々な人に対して「ありがとう」と言える自分でありたいと思います。

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