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第17回 働きたい地域・国、海外勤務でよかったこと

第17回 働きたい地域・国、海外勤務でよかったこと
米国の人気は高いが、
アジアに目を向ける人も増加傾向
日経キャリアNET会員に向け、海外で働くことの意識・実態や語学力アップなどに関するアンケート調査を2016年4月に行い、533人から回答を得ました。3回に分けてアンケート結果をご紹介します。皆様の転職活動の参考にしてください。
編集部

勤務してみたいと思う地域と国は?

働いてみたい地域と国を質問したところ、約4分の1の回答者が米国と答え、ダントツの1位でした。2位にシンガポールが入り、タイや中国、ベトナムといった回答も比較的多く、回答者がアジアに目を向けていることがわかります。英国、ドイツ、フランスなどの欧州諸国も根強い人気があるようです。また、「外国ならばどこでもよい」「求められれば、どの国なのかに関係なく働く」「英語が通じればどこでも」といったコメントもありました。


勤務してみたい地域

勤務してみたい国

米国で働きたい理由としては「IT業界では世界最先端の国であり、その先端技術や働き方を学びたい」「金融の最先端だから」といった先進性に憧れる意見と、「新しいことに対する取り組みが盛ん」「最新のテクノロジーとドラスティックな経営の進め方を体感したい」といった日本とは違うビジネスの進め方を評価する意見が目立ちました。

シンガポールを選んだ理由には「現在発展中であり、熱気を感じる」「安全性とダイナミズム」「アジアビジネスのハブであり、あらゆる情報とビジネスチャンスがある」「英語でのビジネスが可能。日本に近く、中国人のカルチャーが比較的薄い」などがありました。タイやベトナムについては「日本との関係が良好」「今後の発展や可能性が高い」「勤勉な国民性。日本人を尊敬してくれる」といった親日性に期待する回答もあります。

全体的に英語が通じることや先進性、安全性、洗練された文化への憧れなどの理由が多く見られましたが、少数ながら「ビジネスチャンスも多く、カルチャーギャップが大きく面白そう(インド)」といったチャレンジングな意見もありました。

海外勤務において役立ったことや困ったことなどを教えてください

海外での勤務経験がある方に、海外勤務でよかったことや困ったことを聞きました。様々なコメントがありましたが、総じて、海外勤務によって日本ではできない経験をすることで異文化への理解が進み、判断力がついて成長できたというプラス評価が多くありました。

具体的には、海外で役立ったこととして「現地の言葉を学ぼうとする態度が喜ばれた」「地理・歴史の知識、専門分野の知識」「日本の本を読んでいたことで日本の文化を説明できた」というコメントがありました。

一方、海外で困ったこととして「文化・習慣や言葉(ビジネス以外では英語が通じない)」「仕事に対する価値観の違い」というものから、「私生活で困ったときに自分で解決しないといけない」「病気になると、大都市まで行かないと安全な治療が受けられない」といった日常生活の問題などがありました。

仕事と語学力についての意識

大半の回答者が仕事でも仕事外でも語学力を重視していることが分かります。これから習得・ブラッシュアップしたい言語を聞いたところ、半数以上が英語と答えていることから、自分の語学力について自信を持っている人はまだ少数派のようです。参考までにTOEICの点数を聞いたところ、以下のような分布になりました。


語学力についての考え

習得・ブラッシュアップしたい言語

現在のTOEICのレベル