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第15回 目標年収と転職後の年収変化2016

第15回 目標年収と転職後の年収変化2016
全体の約40%が転職で年収が増えたと回答
40代では年収増と年収減がほぼ同数
日経キャリアNET会員に向け、働き方の意識や転職の成功・失敗談、年収の希望などに関するアンケート調査を2015年12月に行い、751人から回答を得ました。3回に分けてアンケート結果をご紹介します。皆様の転職活動の参考にしてください。
編集部

転職にあたって年収に対する考え方をお聞かせください。

年収の下限は重視するものの、仕事のやりがいなどを優先

年収は多くの人にとって転職先を選ぶ重要な条件です。年収についてどう考えているかを日経キャリアNETの会員に聞きました。意外にも年収を最優先に考えて転職活動をしている人は25%程度です。最も多かったのは、希望年収の下限をクリアしていれば仕事のやりがいなどを重視して転職先を選ぶという回答でした(約60%)。すべての年代で最も多い回答でした。
一方で回答者の30%強が、年収を増やすのが転職の目的、希望年収以下の企業は選ばないと答えています。当然ながら、年収はあまり気にしない、年収が減ってもよいという回答は少数派でした。


転職前の年収は?

20代では年収300万円以下が25%

転職前の年収は年代によって大きな差があります。20代で最も多いのが300万~400万円、30代は400万~500万円、40代は600万~800万でした。20代では300万円以下、300万~400万円、400万~500万円の範囲に集中しているのが分かります。


転職後の希望年収は?

20代の約40%が300万~400万円を希望

転職後の希望年収の下限と上限を聞きました。20代では300万~400万円を下限と回答した人が目立ちます(40%弱)。30代は、300万~400万円と400万~500万円という回答が20%強でほぼ同数でした。40代で一番多いのは600万~800万という回答でした(30%強)。
上限については多ければ多いほどよいという傾向が強く、全体の40%が1000万円以上と回答しています。


転職で年収はどう変わりましたか?

40代の転職では年収が増えた人と減った人がほぼ同数

過去に転職経験がある人に直近の転職で年収がどう変わったかを聞きました。年収が増えたという回答は全体の約40%で最も多かったものの、変わらなかったと減ったという回答も約30%程度ありました。年代別で見ると、30代では年収が増えたという回答が50%、20代は同じく50%が変わらなかったと回答しています。40代では、増えた、減った、変わらないという回答がそれぞれ30%前後となっています。
増減の金額を聞いたところ、増額、減額ともに50万~100万円の範囲が35%と一番多い回答でした。


交渉で年収がアップしたのは約20%にとどまる

約半数が前職の年収をベースに交渉

年収について転職先とどのように交渉したかを聞きました。最も多かった回答としては、全体の約50%が前職の年収をベースに交渉したと答えました。提示額をそのまま受け入れた、交渉は転職コンサルタントなどに任せたという回答も20%程度ありました。グラフにはありませんが、年代が上がるにつれて経験や能力をアピールするなど、交渉が積極的になるという傾向があります。
交渉の結果、最初の提示額よりも上がったと回答した人は約20%でした。これより多いのが、変わらない、分からないという回答で、それぞれ30%と35%でした。