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英語面接なんて簡単だ!

弁護士の転職で気を付けることは?

弁護士の転職で気を付けることは?
弁護士の転職で気を付けることは?

世界を相手にするグローバル企業の求人が広がっています。
そこで日本人が苦手な英語による面接についてネーティブのコンサルタントがアドバイスします。

Experis Legal Futures(エクスぺリス・リーガルフューチャーズ株式会社)
最高執行責任者

ダミオン・ウェイ氏 (BA Hons. 英国弁護士)

Damion Way


英国と香港で弁護士資格を取得。大手国際法律事務所アレン・アンド・オーヴェリーのロンドン事務所にて司法トレーニングを受け、金融・証券部門弁護士として約3年間ロンドン、香港、東京事務所で勤務する。1999年にパートナーと共にリーガル・フューチャーズを設立し、法務・コンプライアンス部門において大手人材紹介会社の一つに成長させた後、2013年マンパワーグループへ売却。現在、最高執行責任者。

マネージング・コンサルタント
アラゴン・ セイントチャールズ氏 (BA Hons.)

国際法律事務所や企業法務部門へ、パートナー、外国法事務弁護士、日本弁護士を紹介するリーガルリクルーター。 ロンドンでエグゼクティブサーチコンサルタントとしてキャリアを築いた後、2005年に日本へ拠点を移す。東京の国際的企業でHRディレクターとして勤務した後、2007年にリーガル・フューチャーズへ入社。法律事務所や企業法務のリクルートを担当するプロフェッショナルリーガルリクルーターとしての地位を確立する。

シニア・コンサルタント
ヘレン・ハワード氏 氏 (MA Hons. 英国弁護士)

大手国際法律事務所ハーバート・スミスにて司法トレーニングを受け、2009年に英国弁護士資格を取得。 ハーバート・スミスへ入所する以前に、JETプログラムにて3年間大阪で勤務した経験を持つ。ロンドンでリクルーターとしてのキャリアをスタートし、アジアやモスクワの市場を担当。その後シンガポールへ移り、金融・証券会社や商工業の企業法務のリクルートに従事。2012年より東京に活躍の場を移し、企業、金融サービスのリーガルリクルートを担当。

弁護士の転職で気を付けることは?

弁護士資格を持っていますが、グローバル転職を考えています。面接で気を付けることはなんでしょうか?

専門職として、外資系企業の企業内弁護士を目指しています。そこで面接官が外国人になりそうです。面接でどのような点に注意して、自分をアピールしたらいいでしょうか?

 弁護士の転職先としては、一般的に法律事務所か企業内の法務部門が考えられます。

 外国人の面接官は、オープンな質問をして、求職者のパーソナリティーを浮き上がらせる作業をします。例えば「Tell me about yourself(あなたのことについて少しお話して下さい)」のような質問をすることで、求職者が自分自身についてプレゼンする機会を与えています。

 英会話が得意でない求職者の場合、質疑応答形式になってしまいがちで、回答コメントも短い傾向にあります。こうなると、高いコミュニケーション力があるとは評価されません。自分をアピールするチャンスですから、質問に端的に正しく答えることばかりに気を取られず、意識的に面接官と会話をするように心がけましょう。

 英語での面接でスムーズに答えられるよう、一般的な質問、例えば「この事務所・会社を選んだ理由」「転職の動機」「弁護士としてのスキル」などへの答えを前もって準備しておきましょう。考えた答えの英文を暗記するのでなく、自分の経歴やスキル、そして自分自身について英語で説明できるよう練習し、そして家族でもリクルーターでも、鏡に向かってでも、実際に英語を口に出して誰かと練習することが大切です。英語が苦手な求職者の場合は特にこういった面接前の練習が必要になります。弊社では英語での面接を想定し、ネーティブのリクルーターがトレーニングします。

 面接では第一印象が重要で、最初の7秒でその人の印象が決まるといわれています。まずはクローゼットの中で一番いいスーツを着て面接に挑んで下さい。そしてしっかり握手をすること、アイコンタクトをとって、笑顔で会話することで、自信に満ちた候補者、未来の同僚として、好印象を与えます。

今回のPOINT

ネーティブの面接官の質問に紋切り型の回答はやめましょう。そこで打ち切られることに注意しましょう。英語力のある人材が豊富なシンガポール、香港に劣る日本人が多いので、しっかり受け答えしましょう。時にはユーモアで返すことも、効果的かもしれません。