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英語面接なんて簡単だ!

年収交渉では希望金額を明かさないほうがよい

年収交渉では希望金額を明かさないほうがよい
年収交渉では希望金額を明かさないほうがよい

世界を相手にするグローバル企業の求人が広がっています。
そこで日本人が苦手な英語による面接についてネーティブのコンサルタントがアドバイスします。

JAC International シニアコンサルタント

ラース・レイフィールド

Lars Layfield


英国シェフィールド大学の学部(東アジア研究)を優秀な成績で卒業した。
2007年に人材紹介のジェイエイシーリクルートメント入社後、
現在は外資系企業を専門に扱うJAC Internationalに所属。
求職者に対する英語面接の指導も行っている。

年収交渉では希望金額を明かさないほうがよい

 日系企業と違って外資系では、年収交渉では、希望する年収を伝えないほうがいいと思います。エージェントに依頼している場合は、年収の交渉はエージェントに任せますが、自分で交渉する場合、年収額を話すと、その年収以上の金額は払われることがないからです。

 英文で説明するとこうなります。

Negotiations wise man does not tell the number of annual income.

「賢い交渉人は、年収の数字を語りません」

 それと、外資系企業の面接では、欧米の企業で特徴があります。まず米系企業では、なんでそうなるの? なんでそう言えるのか? などとストレートにかなり突っ込んで聞かれる傾向にあります。これに対して、欧州系企業では、ある程度数字が見込まれているときでは、チームワークを重んずるタイプが求められます。つまり調和できる、チームを大切にする精神の持ち主です。

 ここで、誤りやすいのは、IT業界の外資系企業への転職では、5年、10年先のあなたのキャリアビジョンを伝えないほうがいいと思います。なぜなら、たいていの日本人は10年後に「マネジャーになっていたい」「こんなスキルを身につけたい」などと答えがちです。

 日系企業の面接では、よくありがちな問答ですが、外資系企業、特にIT業界では「マネジャーになりたい」と話すことは、ありえないことです。なぜなら、技術進歩が著しいIT業界の5年先、10年先など、予測できないからです。安直なあなたの答えに「こんな人は採りたくない」と担当者は考えるでしょう。

 では、どのように答えればよいのでしょうか。世界的なIT技術の進歩を真剣に受け止めて勉強する姿勢を強調したらどうでしょうか。日系企業と外資系企業では、同じ回答でも大きく印象が変わり、採用に至るかどうかの加点と減点のものさしがまったく違うのです。