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英語面接なんて簡単だ!

英語で想定問答を作っても通用しません

英語で想定問答を作っても通用しません
英語で想定問答を作っても通用しません

世界を相手にするグローバル企業の求人が広がっています。
そこで日本人が苦手な英語による面接についてネーティブのコンサルタントがアドバイスします。

JAC International シニアコンサルタント

ラース・レイフィールド

Lars Layfield


英国シェフィールド大学の学部(東アジア研究)を優秀な成績で卒業した。
2007年に人材紹介のジェイエイシーリクルートメント入社後、
現在は外資系企業を専門に扱うJAC Internationalに所属。
求職者に対する英語面接の指導も行っている。

英語で想定問答を作っても通用しません

 私は日本人の求職者を長年見てきましたが、日本人が面接時に 陥りやすいパターンは、英語で想定される回答を暗記してくることです。これはよくない習慣です。想定問答して暗記した英文を答えても外資系企業の面接では、まったく通用しません。すぐに落とされます。日本人が面接の回答を暗記して準備してくるのは、大学新卒での就職活動に原因があると思っています。就活本などを多数読みすぎて、何年か経っても、その影響が転職時でも出て来るのではないでしょうか。

 例えば、IT系企業の面接の場面を想定してください。「あなたは、こんなことは、できますか?」こう面接官に聞かれると、必ず日本人は「できます」と答えてしまいます。つまり、何でも「できる」とアピールしがちです。でもこれは、すぐに化けの皮が、はがされます。できることを論理的に説明することを迫られるからです。できないのに「できる」と断言しても説明不可能ですね。

 外資系企業の面接で気をつけたいことは、まず、うそをつかないことです。それと、面接のときに日本人は、英語で「~と思います」と言いたいときに「think」を多用しすぎる傾向にあると思います。
例えば、あなたは「私は年内に低い生産性を解決できる自信があります」とアピールしたいと仮定します。これを表現するために(1)のような英文を作りました。

I think I will be able to solve the low productivity within the year.(1)

 ところが、ネーティブの面接官の反応はよくありません。なぜなら便利な単語だと思い、何でも「think」を使い話すと話の内容が薄くなり、印象が弱いことになるからです。
ではどう表現したら、アピールするでしょうか。(2)に変えてみました。

I am confident I will be able to solve the low productivity within the year.(2)

 面接官のウケもぐっと良くなります。(1)、(2)を比較すると(1)の「think」を使った表現は、面接官に評価されないでしょう。(2)のI am confident ~の表現をマスターしてください。また日常的に英会話の中で「think」を使いすぎていないかもチェックしましょう。