職務経歴書の書き方ガイド完全版

職種別見本テンプレート

初めて転職をする場合でも、そうでない場合でも、どのように職務経歴書を書いたらいいのか悩む方が多いのではないでしょうか?
職務経歴書と履歴書の違いといった入門から、人事担当者がチェックしているポイントや、職種別の入力見本(サンプル)・テンプレートといった実践までを網羅。
書類の不備で落とされないために、職務経歴書の書き方の基本をぜひチェックしてください。
転職活動を開始したら、まずはこちらをご活用ください!

STEP1職務経歴書と履歴書は何が違うの?

履歴書は、プロフィールをフォーマット1枚でまとめたものになります。 「履歴書」用紙が書店やコンビニでも売っているように、名前や住所などある程度、記入するフォーマットが決まっています。 履歴書の詳しい書き方はこちら 履歴書の書き方 で紹介しています。合わせてご確認ください。

職務経歴書は職種や業種、企業規模などの概略と、経験スキル・資格などの能力、そして自己PRに志望動機をA4サイズ1~2ページにまとめたものになります。 職種によっておすすめの形式はありますが、どの職種も共通する決められたフォーマットはありません。

職務経歴書はどんな会社でどんな経験をし、どんなことが応募企業で活かせるかを、一番伝えやすい形にまとめ、アピールするものです。 ただ経験をまとめただけでは、企業に伝わりません。あなたが経験した仕事内容・スキルが、希望する企業でどう生かせるかをぜひまとめてください。

あなたの経験・スキルを伝えるもの

職務経歴書

  • 今までの職歴が詳しく書かれているもの
  • 履歴書だけでは不足している情報・あなたの携わってきた業務を詳しく説明

身分証明に必要なもの

履歴書

  • 基本的なプロフィールを記入
  • 今まで所属した企業の入社・退社の事実のみを記入

STEP2職務経歴書の3つの基本フォーマット

わかりやすいのであれば、フォーマットはとくにこだわりはありません。 採用担当者があなたの経歴を把握しやすい形式で記入しましょう。

編年体形式の職務経歴書

時系列での業務内容を伝えやすく、どのような過程で、どの経験・スキルを身につけてきたかがわかります。 入社や配属、異動など年代順に経歴がわかりやすいので、あなたの経歴を把握しやすいです。 多くの職種で活用できる、一般的なフォーマットです。 経歴が一目でわかるので、初めての転職や第2新卒の方などにもオススメです。 読みやすい編年体形式ですが、どこがポイントかが一見するとわかりにくい面もあります。 見出しを太字にするなど、工夫をして、あなたのアピールポイントがわかりやすくしましょう。

逆編年体形式の職務経歴書

上記の編年体形式とは逆で、一番新しい仕事内容から時系列を遡って記載していきます。 応募する職種が、直近の職種と同じ(近い)場合などにおすすめです。直近のスキルなどをわかりやすくアピールできます。 即戦力としての採用をされる場合はこちらの形式がおすすめです。 直近の職務経歴をアピールするのに最適な逆編年体形式ですが、編年体形式同様、単調になりやすい面もあります。 直近以外の実績は職務経歴概要に留めるなど、メリハリをつけることもおすすめします。

キャリア形式

職務経験を業務内容やプロジェクト単位で把握しやすい形式。 「いつ」「どこで」「何を」「自分が」「どのように」したのが一目でわかります。 エンジニアやコンサルタントなどプロジェクト単位で仕事されている方におすすめです。 キャリア形式であっても、まずは時系列で、あなたの職歴・職務内容を、簡潔に記載することをおすすめします。 キャリア形式はプロジェクト単位での仕事は把握しやすいですが、経歴の流れをつかみづらい面もあるためです。

STEP3職務経歴書の書き方ポイント

職務経歴書から、あなたが採用企業で求めている経験・スキルと合致するかを判断します。的確にあなたの能力を伝えられるよう、まとめていきましょう。

職務経歴書を書く前に

職務経歴書を書く際、フォーマットを準備するなどよりも一番大切なことは、今までのキャリアを振り返ることです。
この作業は「キャリアの棚卸し」とも言われています。
自分のキャリアを洗い出し、整理し、どんな経験・スキルを持っているのかを明確にしましょう。

勤務先ごとに、誰に、何を、どうしてたの3つの要素で仕事内容をまとめてみてください。
また、業務経験だけでなく、ご自分が得意とする分野、身に付けたスキルなども整理することで、自己PRや志望動機を書くのが楽になります。

どうやったいいのかわからないとお悩みの方は、スキル・経験、得意なことを把握するため、以下の4つの質問に挑戦してみてください。
キャリアを振り返ることは、あなたしかできません。ぜひ時間をとって、一度振り返ってみてください。

⑴ 会社を変えても活用できる「スキル」は?

スキルとは「資格」のことではありません。

  • 営業
  • 経理
  • 外国語を使う方への対応
  • プログラミング
  • デザイン
  • 商品企画

…など、たとえ会社が変わっても活用できるスキルになります。小さなことでもいいのですべて、洗い出してみてください。

⑵ 他の会社でも通用する「経験」は?

今まで経験してきたことを思い出してください。たとえば…

  • 新商品を開発して販売した
  • チームリーダーを務めた
  • 新人を●人育成した
  • 新規顧客を開拓した
  • クレーム対応をこなした
  • 顧客対応をこなした
  • 新事業を立ち上げた
  • 経費削減に貢献した
  • 人事制度の設計に携わった
  • ツールを導入して業務効率化を図った

…などです。

⑶ 他の人からよく頼まれることは?

他の人があなたに“よく”頼む"=(イコール)あなたが得意なことであり、“よく”頼まれるということはその内容においてあなたが信頼されているということでもあります。
どんな頼みごとをされるか?について振り返ってみることで次の転職先で活かせる能力が見つかるかもしれません。

⑷ 他の人が苦手なことでも自分なら楽に出来てしまうことは?

他の人が苦痛に感じることでも自分なら楽に出来ることはあるでしょうか?
もしくは、他の人が苦手なことでも、自分なら時間を忘れて楽しく没頭できる、というものはあるでしょうか。

採用担当者に会いたいと思わせる!
面接につながる書き方ポイント

忙しい人事担当者が読むのに
疲れない、
すんなり読める工夫を忘れずにしましょう
  • 経歴の要約や見出しなどレイアウトを整え、文字サイズも読みやすいサイズを意識
  • 経歴をただ羅列するのはNG!経歴の要約を250字程度を冒頭に記載
  • 見出しであなたの経歴が大体把握できるように工夫
  • A4サイズ1~2枚程度におさめる
あなたの魅力を定量的に伝え、
人事担当者が
イメージできるようにしましょう
  • 具体的な成果は実際の数値(売上成績や改善率など)で記載
  • プロジェクト規模や、マネジメントする部下の人数等も数値化し、どんな権限を持っていたかも忘れずに
  • 「努力した」などの曖昧な文言は使わず、〇〇%アップなど、成果に客観性をもたせる
  • スキルや経験、前職での実績、仕事に対する姿勢はできるだけ詳しく記載
  • 「資格・スキル」に業務と関連する資格を保有している場合は忘れずに記入
  • 求人情報などから応募先企業が求める経験・スキルを把握し、あなたが活かせる強みや特徴を「自己PR」に盛り込む
採用担当者が5分程度で読み取れるような内容がベスト
  • 第三者に伝わる書き方を意識し、難しい言葉や社内用語ではなく、誰でも分かる言葉で書きましょう。
  • 採用担当者は、あなたは何を経験し、どんなことが得意な人なのかを職務経歴書から判断します。
    特に外資系企業は、職務経歴書に書いていないことは、「できないこと」と判断される可能性がありますので、書き忘れが無いようチェックしましょう。
過去のキャリアだけではなく、
これからのキャリアプランを
語れるとGood!
  • 経験が浅い若手は、今までの経験だけではなく、これからのポテンシャルをチェックされるため、自己PR、志望動機では将来どうしていきたいのかを盛り込みましょう。
    できることをすべて書くのではなく、あなたの強み(コアスキル)をまとめ、あなたのキャリアをわかりやすくしましょう。
  • 「転職をしたい理由(なにをしたいのか)」と、「現職(前職)ではなぜ叶えられないのか」をまとめ、転職する理由に説得力をつけましょう。

STEP4職務経歴書Q&A

出向した場合や経験したキャリアはどこまで書いたらいい?…など職歴の書き方についてや、自己PRの書き方など、職務経歴書にまつわるQ&Aをご紹介します。

職務経歴書の書き方について

休職期間は省略できますか?

職務経歴書に休職期間の明記は必要です。
休職を記入しない場合は、休職理由によっては経歴を詐称したととらえられることがあります。
病気や怪我などで休職していた場合は、現在は回復し業務に支障がないことを伝えましょう。

応募先に関係ない職種は、レジュメに特に書かなくてもよい?

経験された職種はすべてご記入ください。
関係ないと思われる職種の内容は簡潔に、応募先に関係する職種はしっかり記入しましょう。
記入するボリュームでメリハリをお付けください。

外資系企業の場合、英文レジュメは必須?

外資系企業への応募する場合は、英文の応募書類の提出を求められることが多くあります。
ですが、すべての外資系企業で必要というわけではありません。応募条件などで、英文が必須かどうかをご確認ください。

転職理由は書いた方が良いですか?

転職理由がポジティブで応募企業にとってメリットのある内容でしたら書いても問題ありません。
ですがネガティブな内容であれば、懸念材料となりますのでご記入は避けたほうが良いでしょう。

経験してきたことをまとめたら、A4 2枚に収まりません。

経歴を詳しく書くだけはNGです。採用担当の方に伝えたい情報、あなたの強みを簡潔にまとめ、読んで理解してもらうことが大切です。
見出しを「職務経歴書」「業績」「自己PR」などとし、内容を箇条書きにするなど工夫をしましょう。

出向・転籍についてはどのように記載すべきでしょうか?

出向・転籍に関わらず、勤務した時期と社名、職務内容はきちんと明記してください。
記入する内容は転職した場合と変わりません。

自己PRについて

前職は事務系職種であり、わかりやすい過去の実績というものがありません。どのように自己PRすれば面接官へのアピールになるでしょうか?

数字で実績を表現しにくい職種の場合は、「業務に関するマニュアル作成」や「業務改善の提案」など目に見える成果をご記入ください。 結果として、数字は出せなくても、「担当する営業部門の業績アップに貢献した」「営業部門の業務がスムーズになった」といった具体的なエピソードを添えられると、立派なアピールになります。

上位職に必要なマネジメント能力をアピールするコツは?

どの部署で、どのぐらいの期間、どんな人を、何人ぐらい、どういう目標を持って、どのようにマネジメントしたか。それぞれを具体的に、できれば数字を交えて説明するとよいでしょう。

自己PRは企業や職種ごとに変えるべき?そのコツは?

自己PRは応募先によって「必ず」変えるようにしてください。 たとえ職種が同じでも、会社の規模や経営理念、事業内容などまで全て同じ会社などないからです。そんな会社と自分の経歴を照合すれば、こんな経験が生かせる、こんな活躍ができる、といった具体的なイメージが湧いてくるはずです

持っている資格はどうアピールする?

即戦力性が求められる中途採用においては、何よりも実績が求められます。 保有される資格がアピールできるかどうかは、企業が求めているかどうかによります。 アピールする際も資格はキャリアの副産物であるという位置づけにするのがよいと思います。 また当然、求人内容と関係のない領域の資格や、資格の数をアピールしても、何のメリットにもなりません。

総務や経理志望の場合、会社を選んだ理由をどうアピールすればいい?

重要なのは「いままでのキャリアをここでなら伸ばすことができる」という意志を伝えること。 キャリアベースの話をして、相手の興味を引きつけてから、次に「では、なぜこの会社なのか」という話に移り、その会社への自分なりの魅力を一生懸命伝えてください。

STEP5職種別テンプレート

ビジネスに強い日経が、全職種46種類のサンプルフォーマットを用意しました。
あなたの転職活動を成功に導く「職務経歴書」作りにお役立てください。

STEP6職務経歴書を送る前のチェック表

完成した職務経歴書を提出する前のチェック表

下記項目を確認し、ミスを回避しましょう

正式書類になります。ビジネスパーソンとして正しく基本的な書類が書けるかも、チェックされています。

これらは虚偽の申請とみなされます。
誤りが判明した場合、内定取り消しということもあり得ますので、十分確認して下さい。

どんなに素晴らしい経歴を持っていても読まれなければ伝わりません。読みやすいレイアウトになっているかの確認を忘れずにしてください。

記入する日付は送付する/手渡しする日が望ましいです。

企業のニーズにマッチした経歴の持ち主でも、応募企業への志望動機が他社のものだと採用することはありません。
間違いのないよう、チェックしてください。

職務経歴書ツールを使うメリット

転職のプロ「キャリアアドバイザー」監修職務経歴書作成ツールなら転職活動で必要な「職務経歴書」を、フォームに入力するだけで作成できます。
職種別の見本(例文)・書き方サンプルがあるので、フォーマットに合わせて迷わず職務経歴書を入力することができます。

自分の経歴にあった職務内容の記入例を見ながら書くだけで、職務経歴書が作れます!

1から職務経歴の文章を考えなくてもOK!「サンプル」からあなたに合った記入例を呼び出し、挿入できます。
プロのアドバイスで作成された「サンプル」文章を挿入し、自分の経歴に修正していきましょう!

入力した内容を日経キャリアNETの会員情報に反映できます。

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会員情報に上書きせず、応募企業毎の職務経歴書を作り分けることができます!
ダウンロード後はWORD形式で編集できるため、応募企業へ提出前に加筆修正も楽々!

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