日経キャリアNET WOMANトップ > 第1回「転職について」
先日、第1回目日経キャリアNET会員アンケート「転職活動について」を公開致しました。今回は女性の採用を応援する「日経キャリアNET WOMAN」のオープンを記念して、女性の転職活動について、男性との意識の違いにポイントを置いてまとめました。皆様の転職活動の参考にしてください。

■女性は前向きに捉え、現在の経済環境を男性よりも気にしていない結果に
男女ともに1位「不利に働いている」でしたが、男性が72.6%だったのに対し、女性は66.8%と、男性より女性のほうが5.8ポイントも低い結果となりました。女性は経済環境を男性よりも気にすることなく、前向きにとらえている人が多いようです。4月の完全失業率は女性が4.6%、男性5.3%でしたが、前月と比べて男性が0.4ポイント悪化し、女性が0.1ポイント改善したことも、関連があるといえそうですね。

■「資格などの取得を目指す」で13.4ポイントも差が
不利な状況の打開策として、男女の順位に違いはないものの、特筆すべき点は「資格などの取得を目指す」を選んだ女性が、男性よりも13.4ポイントも高い29.4%となったことです。逆に「給与条件を下げてでも応募する」(女性:30.6%、男性:38.0%)、「景気が回復するまで転職は諦める」(女性:15.1%、男性:15.7%)、「業種を変えて応募する」(女性:7.9%、男性:13.1%)、「職種を変えて応募する」(女性:5.2%、男性:7.7%)といった条件を譲歩する項目は男性より、低い結果となりました。
その他のコメントでは女性から「広く情報源を探す。応募企業の質は下げない」「自分のスキルを上げるとともに粘り強く探す!」といった意見が寄せられ、女性はキャリアアップのために転職を希望する人が多いと言えるでしょう。
■転職を機にキャリアアップを望むのは女性の方が高い傾向に
転職活動の動機に関しては、1位「会社の先行きが厳しい、不安」(女性:38.5%、男性:47.0%)、2位「年収を上げたい」(女性:35.7%、男性:35.5%)と、男女ともに同じ順位でしたが、女性は「会社の先行きが厳しい、不安」の比率が男性よりも8.5ポイントも低い結果となりました。3−5位は「職種を変えたい」(女性:23.8%、男性:15.6%)、「会社の体質があわない」(女性:19.9%、男性:21.2%)、「業種を変えたい」(女性:10.8%、男性:10.7%)です。3位の「職種を変えたい」では、男性よりも8.2ポイントも高い結果に。女性から寄せられたコメントには「希望会社での希望職にステップアップするため」といったものがあり、転職を機に職種を変え、キャリアアップにつなげたいと考えている方が多いようです。
■女性は「お金」より「仕事内容」「働く場所」を重視
これは、男女とも当然ながら「仕事内容」(女性:57.1%、男性:55.3%)が半数を超え1位となりました。しかし、2位以降に違いが見られます。女性の2位は「勤務地から」(女性:16.6%、男性:14.2%)となり、男性の2位だった「年収」(女性:10.5%、男性:16.6%)は女性では6.1ポイントも低く、ランキング3位に位置づけられていました。女性はお金より、仕事内容、働く場所を重視していることがわかります。

■男性より、女性がより長期的に転職活動を考えている結果に
男女ともに順位に変動はありませんでしたが、1位の「今すぐ転職したい」(女性:36.0%、男性:43.0%)は女性のほうが7.0ポイント低い結果となりました。また、女性の方が「6ヵ月以内に転職をしたい」(女性:12.7%、男性:8.7%)が4.0ポイント高く、転職は長期的に考えている方が多い結果となりました。こちらはQ2(Q1で「不利に働いている」と答えた方にお聞きします。どう打開しようとお考えですか?)の回答で「資格などの取得を目指す」が多いことから、女性の転職に関する時期は、資格、スキルを身につけるための時間を考えていることの裏づけとなりますね。



